中国でラインが使えないは嘘
今回は上海旅行記第4弾ということで、中国のインターネットの検閲や普及状況について紹介します。
中国のインターネットは非常に普及していて、都市部ならどこでもインターネットにつながります。
ケータイ電話の電波も非常に良好で、通信に困ることはありません。
そして最もうれしい驚きは、ほとんどのWiFiが無料であるということ。
日本ではホテルなどを除く、公共の場のWifiは有料であることが多く、また会員登録が面倒であったりします。
中国では、公共のWifiの多くが無料で開放されていて、たとえ携帯Wifi端末が無くとも困ることはめったにありません。
空港はもちろん、ホテル、カラオケ、飲食店でWifiが自由に使えます。
現地の中国人もよくWifiを利用しています。
便利な方法
このような点で日本に比べ、中国のWiFiは非常に便利です。
ただ、歩きながらインターネットに使いたいだとか、常にインターネットにつなげておきたいという方は、
やはり携帯のWiFi端末があると便利です。
中国で日本のスマホは使えるのか?で紹介させていただいた通り、大手三社キャリアのスマホなら、海外で通信できますし、海外専用の通信プランも用意されているので利用されるのが良いでしょう。
また、日本の主要国際空港にはケータイやWifiのレンタル店が併設されているので、出発前にレンタルして出かければ万全でしょう。
私は楽天モバイルを利用していて、海外では通話や通信ができない契約のためWiFiレンタルを利用していました。
電池持ちが4時間くらいというのがネックですが、どこでもつながる便利さは、今回の旅行になくてはならない存在でした。
インターネット環境が非常に普及している中国上海ですが、注意点や意外な事実もありました。
中国でラインは使えます
日本で定説になっている中国でラインは使えないという噂があります。
筆者もラインが使えないと思っていて、緊急の連絡はウィーチャットに送るように知人に連絡していました。
しかし、上海に到着しラインを確認すると新着メッセージが届いていました。
しかも、返信したらちゃんと知人にメッセージも写真も送ることができました。
中国でもラインは使えるんです。
おそらく、中国国内で登録された端末からはラインは使えませんが、日本国内で登録された端末ならラインの送受信は可能なんだと思います。
ウィーチャットには既読システムが無いので、ラインが使えるというのはうれしい誤算でした。
しかし、悲しい誤算も。
それは中国ではグーグルが利用できないということ。
中国では百度という検索サイトの普及率が高く、グーグルも一時撤退していた世界でも珍しい国です。
しかも、規制によってグーグルにつながらないようになっています。
じゃあ、グーグルで検索しなければ良いじゃないかということですが、
グーグル関連のサービスはすべて利用できません。
筆者が最も困ったのがGmailです。
Gmailはご存知グーグルのサービスで、送受信が一切できません。
仕事でGmailを使っていた筆者にとって大きな誤算でした。勉強不足でした。
また、グーグルマップも当然使えません。
道はグーグルマップで調べればOKと思っていたのでこちらも誤算でした。
他にも、様々なSNS系のシステムが規制によって利用できないようになっています。
では、これらの規制を回避する方法はあるのでしょうか?
もちろんあります。
まず、検索サイトですが、ヤフーは普通に利用できます。
マップもYahoo!マップが使えます。
メールもYahoo!メールがOK。
要するにグーグル系でなければ基本的の大丈夫です。
ただ、ヤフーで検索されたサイトの中には、接続規制されたサイトや
何度も同じサイトに接続していると途中からつながらなくなるケースもあります。
筆者も中国語のピンインのサイトへの接続を繰り返していたら、突然あるときから全く繋がらなくなりました。
他に、VPNやプロクシ、torを使い接続元を国外に出してやれば当然規制の対象外となりグーグルなどの様々なサイトへ接続可能となります。
中国のインターネット環境は先進国とまったく変わりありませんが、接続先への規制が厳しいため、
旅行の前に事前に調べておく必要がありますね。
グローバルWi-Fi、イモトのどちらもレンタルしましたが、圧倒的にグローバルWi-Fiがつながります。
イモトは2G電波しか拾わないことが多発。グローバルWi-Fiの方が快適です。
イモト↓
Wifiレンタル
・1台で何台ものスマホがつながる!
・パケット代が高額になる心配なし!
・安い!
