空港近くのホテルが便利
モルディブ旅行最終日、飛行機の時間に合わせてリゾートホテルを早朝にチェックアウトし、最終日は移動だけ。もったいないですよね。
そんな時は、空港の近くのホテルにもう一泊。水上コテージチェックアウト後も、島をゆっくりと楽しむのがおすすめです。
では、モルディブのマレ空港近くのホテルでおすすめはどこでしょうか。
それは、フルマーレにあるマレックスビーチホテル(Murex Beach)です。
モルディブにもう一泊はフルマーレで
もう一泊する気軽なホテルを探す際に迷うのが、マレかフルマーレのどちらを選択するかという点です。
結論から言えば、フルマーレが良いです。なぜマレではなくフルマーレなのでしょうか。
マレは、世界一人口密度が高い地域といわれるほど、人が密集しています。
温暖化によって海面が上昇し、国土がどんどん小さくなっているモルディブは、国が沈んだ時のために、国がインドの土地を買い進めているほど土地問題が深刻です。
そのような状況で、モルディブの現地人が何とか居住できるのがマレというわけ。
よって、マレは観光客向けの都市ではなく、現地人のために設計された居住都市となっています。
当然、観光客よりも住人を優先して設計されているため、観光を楽しむ町ではないのです。
一方、フルマーレは観光客向けに作られた人工島です。
ビーチがあり、モルディブ現地の人は建設中の島やホテルの作業員だけです。
観光向けというだけあって、旅行中に滞在するには非常に快適になっています。
また、なんといっても空港へのアクセスが良好な点です。
交通量が少なく幅の広い道路で直接空港へつながっており、チェックイン時刻ぎりぎりまでホテル周辺を楽しむことができます。
観光客向けホテルが無数に立ち並ぶフルマーレ。その中で圧倒的人気ホテルがマレックスビーチホテルです。
なぜこのホテルが人気なのか実際に宿泊してみることに。
ホテルへは空港からの無料送迎付きなので迷うことはありません。
空港に到着したら、空港のインフォメーションにある電話から指定の番号へ電話すると、すぐに迎えに来てくれます。
もちろんスマホからでも電話OKですが、空港に設置された電話は通話料無料なので、現地SIMカードを持っていなくても安心です。
送迎車にてマレックスビーチホテルに到着。おしゃれなマンションのようなポップな作りで建物は新しいです。
テレビの上には無造作に受信機が置かれています。
電灯は枕元で一括管理、コンセントは220Vですがプラグは日本のものがそのまま使えます。
シャワーは二つ。
トイレ、洗面台も一般的なビジネスホテルレベルの装備です。
部屋の窓からは、日本とは比較にならないほどブルーな海が広がっています。
ここまで紹介して、なぜこのホテルがそれほど人気なのか納得できない方が多いのではないでしょうか。
実は、人気の理由、それは一階にあるホテルのレストランの食事が絶品すぎる点にあるのです。
下の写真はホテルのフロントに併設するレストラン。ホテルの規模から考えて妥当な大きさなのですが、
ホテル正面スペースに広大な食事エリアがあり、これはすべてこのレストランのスペースとなっています。
夜の食事時間帯になると、観光客や現地の作業員たちが次から次に足を運び、満席状態が長く続くという、異様な光景になります。
そう、このホテルの人気の秘訣は、おいしい食事というわけです。
実際に注文してみましょう。
まずは一般的なチャーハン。パラパラご飯で日本人好みの味付け。かなりおいしいです。
そしてこのレストラン自慢のメニューがこちら。いわゆるカレーライス。チキンはじっくりと煮込まれていて、濃厚なのにルーはさらさら。
ご飯はさらさらスープに合うパラパラ。さわやかなスパイシー風味に味付けされたご飯のには、チキンのフライが乗っています。ヨーグルトも自家製。
正直、マレックスビーチホテルはあと一泊するための、ただ泊まるためだけに予約しただけなので、うれしい誤算です。
あまりにもおいしかったので、翌朝の朝食もこのレストランでいただくことに。食パン三枚、ソーセージ二本、卵とトマトスライスです。
極々シンプルな料理ですが、塩味とブラックペッパーのバランスが絶妙で、ただの卵焼きをここまでおいしいと思ったのは初めてです。
遅めの朝食でおなかがいっぱいになったので、フルマーレの街並み散策です。
観光の島というだけあって、どの建物もカラフルです。
電線がないので町はすっきり良い景観です。
街と島を建設する作業員しかいないため、道路も空き空き。マレとは大違いです。
建設は現在進行中ということで、多くの建物は未完成。
右手にはフルーツショップもひっそりと営業しています。
散策が一通り済んだので、先ほどのレストランで遅めの昼食。
こちらはケバブのチキンですが、タンドリーチキン風味で非常に美味。野菜も新鮮です。
お米はかなり細長いタイプですが、特有の臭みはなく、お米本来のいい香りとパラパラ具合でどんどん食が進みます。
もう一品、地元鮮魚のグリル。脂が少なくさっぱりタイプで、リゾートホテルでこってり料理を食べ続けた胃には最適な料理です。
ソースはカニみそを思わせる濃厚な味わい。
お腹がいっぱいになったので、部屋で休憩です。
ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、時はすでに16時過ぎ。あれ?チェックアウトは何時?
通常チェックアウトは12時ですが、宿泊代の3分の1ほどの料金を払えば、飛行機の出発時間まで部屋に滞在できるサービスがあります。
空港までの道路は渋滞が一切なく、マレ空港のチェックインが混むことは少ないため、直前までホテルの部屋でゆっくり過ごすことができます。
水上コテージやリゾートホテルのような派手さはありませんが、旅の最終日、体の疲れをいやしつつ、飛行機を待つには最適なホテルです。
しかも料理は絶品。
モルディブ旅行の最終日は、追加であと一泊、フルマーレのマレックスビーチホテルはいかがでしょうか。
行きたい国があっても行きたい場所ややりたいことが決まらないとき
行きたい国が決まっても、行きたい場所、やりたいことが決まっていないとはタウンライフ旅さがしが便利です。
自由記述式なので、ざっくりと要望を伝えれば、旅行プランも紹介してもらえます。
旅行プランを検討している人はかなり参考になります。
【旅さがし公式ページ】
https://www.town-life.jp
- 自由記述でOK
- 旅の本がもらえる
- 1000円分クオカードも

カテゴリ一覧
【新着記事】