リップルが大暴騰
年明けごろに1リップル0.6円ほどだったのが、ご存知の通り、らリップルが高騰し、最近の最高値は300円、500倍の値を付けています。
それがこのグラフ。
直近の高騰の理由には、日本の銀行連合がリップル決済の準備段階に入った点、韓国最大の銀行と、SBI連合団がリップル導入を発表した点、タイ大手銀行と世界の石油関連会社の決済にリップルを導入する点、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行と日本の大手銀行が深く絡んでいることなど、様々なニュースが飛び込んでいます。
イングランド銀行とリップルの関係
2017年3月17日にイギリスの中央銀行であるイングランド銀行は、全世界型の即時グロス決済を目指すFinTech Accelerator実証実験に、リップルの参加を決定しました。
この報告がリップル高騰の最も大きな要因です。
少し詳しく説明します。
イングランド銀行とは、イギリスの中央銀行のことであり、日本でいう日本銀行にあたるものです。
中央銀行は銀行の銀行といわれ、貨幣の流通量をコントロールしたり、各種銀行の決済を取りまとめる重要な施設です。
中央銀行の役割の一つに、決済コスト削減があります。
銀行は紙幣の運送業にもたとえられ、大量の紙幣を扱います。
その量は膨大で、取引ごとに紙幣を輸送していては、大変なコストがかかってしまいます。
そこで、中央銀行が銀行間の紙幣の流通量をコントロールします。
決済には支出と収入の両方があり、できるだけ紙幣の移動が無いように、決済をコントロールするという重要な役割を持っています。
しかし、問題もあります。
支出と収入のバランスを取るためには、一度現金をプールせねばならず、即時に決済することは出来ませんでした。
しかし、仮想通貨のブロックチェーンが革命を起こしました。
仮想通貨は中央銀行と銀行が念願する、即時グロス決済を可能にするシステムなのです。
そして、イギリスはこの即時グロス決済のシステム実験ををリップルに決定したのです。
しかも、実験の選定にイングランド銀行がかかわっており、規模は全世界にまたがります。
このニュースを受け、リップルは高騰しました。
この流れは日本の大手銀行にも影響を及ぼしています。
日本の大手銀行とリップル
日本の大手銀行である、みずほ、りそななどと中小銀行が連合を立ち上げ、RC Cloudというクラウドベースの支払いシステムに、リップルを取り入れると発表しています。
この連合に参加する銀行にリップルシステムを導入し、国内の決済をリアルタイム(即時グロス決済)にするほか、国境を越えた海外送金のコストを劇的に安くするとプロジェクトを発足しました。
なぜ、このような連合を組んで銀行が協力してリップルを導入するのでしょうか。
中小銀行は支配処理の金額が大手に比べて圧倒的に少なく、取引コストが高いという問題があります。
よって、大手銀行に頼って、小さな決済をまとめて処理を委託していましたが、自由に手数料を決定できず、コスト増の大きな要因になっていました。
そこで、連合を立ち上げ、リップルシステムによって、決済コストを抑え、さらに決済スピードも圧倒的に早くしようというプロジェクトです。
イングランド銀行と、日本の銀行がリップルのシステムを取り入れることで、リップルが決済のインフラとして浸透する可能性が高くなり、価格が高騰しました。
現在、UFJは既存の仮想通貨に頼らず、独自にMUFGコインを立ち上げ開発しています。
しかし、リップルは世界のネットワークを支配するグーグルが全面的支援をしており、このニュースの通り、世界を、しかも中央銀行まで巻き込むプロジェクトも立ち上げています。
今後のリップルやイーサリアム、ビットコインの動向がますます気になります。
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