Liskとは
Liskとは、ビットコインと同様仮想通貨の一つに分類されます。
ここ最近Liskの価格は高騰しており、あのMicrosoftとの提携も話題になりました。
数ある仮想通貨の中でなぜLiskが注目されるのか、そしてLiskの今後の動きについて詳しく紹介します。
Liskの価格推移
ここ最近のLiskの価格推移です。
グリーンのラインがドルの価格で、急激に高騰していることがわかります。
他の仮想通貨と比較して、かなりの上げ幅で、仮想通貨のベンチマークであるビットコインと比較しても価格は上昇していますね。
現在リスクを日本円で直接購入できる取引所は存在しないため、コインチェックに登録した後、海外の取引所に送金すれば簡単です。
Liskの特徴はビットコインよりもイーサリアムに近い設計で、コインの情報だけでなく、様々な情報をLiskに載せることができるようになっています。
直近の高騰理由としては、Lisk Nano 1.0のリリースによるもの、そして、他に以下のような理由が重なって暴騰となっています。
2017年11月18日に1ブロックの報酬が5Liskから4Liskへ減少
これは、我々投資者にとってプラスに働きます。
一部の情報では、報酬の減少からLiskの価値が減少するとありますが、全く逆です。
報酬が減ることで、リスクの価値が相対的に上昇します。
どういうことでしょうか。
仮想通貨Liskは、ビットコインと異なり、上限が設定されていません。
よって、リスクはマイニング(採掘)ではなく、forging(鍛造たんぞう)と呼ばれています。
Lsikは、鍛造されるごとに、流通量が増えていくために、インフレ通貨といわれており、時間が経過するごとに1Liskあたりの価値は低下します。
2017年11月18日までは、1ブロック5Lsikの報酬があり、1年で300万ブロック、要するに1500万Liskが鍛造され、その分価値が減っていきます。
これが2017年11月18日以降は、1ブロックの報酬が4Liskに下がることで、インフレ率が低下し、価値の下落がゆっくりになります。
報酬は1年に1Liskずつ減っていき、2020年の東京オリンピックの年には1ブロック報酬が1Lsikになり、以降報酬は1Liskに固定されます。
よって、年々インフレ率が低下していき、それに伴い、価値の下落に歯止めがかかります。
ちょっとややこしい説明でしたが、要するに、Liskは時がたつにつれ、価値が下がりづらくなっていくのです。
直近の上げは、Liskの報酬減少に伴う、価値上昇が高騰の理由だったのです。
ちなみに、ブロック報酬が減ったからといって、Liskの鍛造者の報酬が減るわけではありません。
インフレ率低下で、Liskの価値が上がり、鍛造者の報酬もUPするため、プラス要因となるのです。
ちなみに、報酬の減少はコンピュータの処理能力向上とは関係ありません。
Liskはビットコインの弱点である、電力浪費を改善した仮想通貨です。
あらかじめ計算させる鍛造者101名を選出し、選出した人に計算させることから、計算能力の戦いは起こりません。
よって、電力を浪費しないエコな仮想通貨といわれています。
要するに、コンピュータの処理能力の優劣で報酬額は決定されないのです。
1ブロック5Liskという報酬は、立ち上げ時には1Liskの価値が安いことへの対策であり、Liskが完成する2020年までの経過措置として、報酬ボーナスを上乗せしています。
よって、2020年以降は1ブロック1Liskの固定報酬が原則ということです。
2018年にさらなる上昇の兆しが
Liskにとって、2018年は変革の時を迎えます。
Liskの特徴であるサイドチェーンのメリットを生かしたシステムが稼働します。
どういうことかというと、Liskを利用し、世界中の開発者がICOトークンを設計できるようになります。
Liskを使って、アプリを開発したり、ビジネスツールを開発したり、クラウドを設計したりできるようになります。
そうなれば当然Liskの需要が高まり、資金が流れ込むことが容易に想像できます。
世界中のプログラマーが、Liskを最適化し、独自に開発できるサイドチェーンがいよいよパワーを発揮する年が2018年であり、これを見越してLiskが買われているのです。
他に仮想通貨Liskの特徴は以下の通りです。
仮想通貨リスクは、サイドチェーンに様々な情報が書き込めることが特徴です。
サイドチェーンごとに、様々な開発者が参入でき、世界中の技術者が、Liskをどんどんアップデートしています。
Lisk Nano 1.0が最も期待されるアップデートの一つということです。
技術者が異なる技術を同時開発できるLiskは、今後最も期待できる仮想通貨となっているのです。
では、イーサリアムと比較してLiskの特徴は何でしょうか。
LiskはICO(Initial Coin Offering)が立ち上げたまだ若い仮想通貨であり、ICOが6億円の資金を調達しプロジェクトが開始されました。
2016年5月24日にLiskのネットワークが稼働し、取引所で取引が開始した直後は、ビットコインに次ぐ世界2位の取引高となった人気のコインです。
システムの設計は、イーサリアムに似たところがありますが、イーサリアムにない特徴を持っています。
まず、アプリケーション言語ですが、イーサリアムはSolidityと呼ばれる言語を使用しており、SolidityはGavin Woodが提唱しました。
その後、イーサリアムの開発とともに発達した言語ですが、新しいプログラミング言語であるため、新たにプログラマーが参入するには時間がかかるという問題がありました。
一方Liskは、ごく一般的なJavascriptを使用していて、開発者が馴染みやすい設計になっています。
よって、多くの開発者が参入し、今後急激に広まりやすい仮想通貨といわれています。
また、イーサリアムは情報をメーンのブロックチェーンに記載しますが、Liskはサイドチェーンに記載します。
サイドチェーンに記載するメリットは処理能力の向上です。
複数のサイドチェーンを同時に処理することができるため、イーサリアムよりも早い処理を可能にし、また、メーンのブロックチェーンに負荷を与えすぎないという特徴があります。
基本的な仕組み
Liskの基本的な仕組みはビットコインやイーサリアムと同じです。
ブロックチェーンを使い、世界中のパソコンでマイニング(正確にはフォージング”鍛造”)が行われます。
このマイニングの報酬が他の仮想通貨と異なります。
Liskは、チェーンのブロックよりも大きな単位である「ラウンド」を設けており、1ラウンド101ブロックで構成されています。
マイニングは1ラウンド17分毎に報酬が発生する仕組みになっており、1ラウンドに入っている101のブロックそれぞれのマイニング成功者に報酬が支払われる仕組みです。
1ブロックをマイニングする時間は約10秒なので、ビットコインよりも高速です。
17分毎に行うラウンドの処理が間に合わない場合、残ったブロックは次のラウンドに回されるので、決済は1ブロックごとに10秒遅延することになります。
現在、Liskは1ブロックのマイニング報酬が5Liskになっていますが、毎年1Liskずつ減っていき、5年後以降は1ブロック1Liskの報酬に固定されます。
1ラウンド17分毎に、マイニング成功者101名に報酬が支払われるということですね。
Liskの今後は?
では、Liskは今後どうなっていくのでしょうか。
現在、LiskはMicrosoftと協力してシステムを開発し続けています。
当面のライバルはイーサリアムとなることが予想されていますが、ライバルのイーサリアムの時価総額は、執筆時点で13兆円、Liskの時価総額は3500億円とかなりの差があります。
この差を投資の好機ととらえるかどうかは難しい判断ですが、Liskはイーサリアムよりもプログラマーが開発しやすい設計であるということを踏まえると、急激に普及する可能性も秘めています。
現在リスクを購入できる取引所は海外の取引所のみです。
ここ最近の価格の推移を見ても、Liskへの期待は膨らんでおり、今後注力すべく仮想通貨ですね。
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