ビットコインの可能性
ビットコインとは、決済に革命をもたらす世界初・世界最高の時価総額を誇る仮想通貨であることはビットコイン購入の絶対的メリットで述べました。
そんなビットコインの現状や、今後ビットコインがどのように発展していくのでしょうか。
また、過去に発生した10億円ビットコイン紛失事件の驚きの事実を紹介。
さっそく詳しく見てみましょう。
ビットコインをマイニングするのは不可能
ビットコインが登場して間もなくは、家庭用のパソコンでビットコインをマイニングして生み出すことができました。
専用ソフトをインストールしておけば、余ったCPUの処理能力でどんどんビットコインを採掘できました。
しかし、現状ではビットコインを個人で生み出すことは不可能になっています。
正確には、ビットコインを生み出すことは出来ますが、ビットコインの採掘に掛かる費用がビットコインの価値を上回ってしまいます。
現在、ビットコインは世界中でマイニングされていますが、そのほとんどは電気代が安い地域に拠点を置いています。
ビットコインをマイニングして儲けるためには、
・誰よりも処理速度の早いPCを使用し
・誰よりも安く電気を購入する
必要があります。
要するに、高性能なGPUやマイニングマシンを安く構築し、電気を安く確保できる場所にそのマシンを設置する必要があります。
中国では、ビットコインを出来る限り安くするために、大量のGPUを並列処理し、内陸部の電気が安く確保できる場所に拠点を置いています。
マイニング用のコンピュータを管理するために専属の担当者が泊まり込みでメンテナンスをしており、このことからも個人でビットコインをマイニングして手に入れることが不可能なことがわかりますね。
ちなみにビットコインのマイニング風景は以下の動画をご覧ください。
ビットコインの仕組み
別記事でも紹介していますが、ビットコインのアイデアのすべてはブロックチェーンです。
ナカモトサトシを名乗る者が提唱したブロックチェーンを現実の物としたのがビットコインなのです。
このブロックチェーンというアイデアは非常に画期的で、仮想通貨だけでなく、様々な決済や証券、債券の扱い方に革命をもたらすものです。
ビットコインについて分かりやすいムービーがあるのでぜひ目を通してみてください。
ビットコインは分散型の仮想通貨です。
財布のお金を手渡しするように、相手に直接ビットコインを送金することができます。なので、銀行などの中央で管理する組織が存在しません。
お金を直接やり取りできるので、支払いの中間手数料が不要か非常に安いのが特徴です。
ビットコインを直接やり取りできるので、アカウントを凍結される心配も不要。
お金の流れを検閲されることもありません。
ビットコインを保管するための財布は、ネット上にあり、パソコン、タブレット、スマホのどこからでもアクセス可能です。
例えば、コーヒーを買うときには、スマホのボタン一つで支払いが完了します。もちろん、このお金のやり取りは、財布からお金を手渡しするのと同じ感覚で、クレジットカードのように、中央で管理する組織は存在しません。
コーヒー以外にも、ビットコインでなんでも購入することが可能です。
ビットコインの仕組みを図にするとこんな感じ。私たちのスマホやパソコン、そしてビットコインを採掘するパソコンがネットワークでつながっています。
マイニング用のパソコンは、私たちのビットコインの支払いの計算にも使われています。
例えば、ボブからアンナに支払いを行うとき、ビットコインのネットワークにつながれたマイニング用のパソコンが、計算処理をして、さらに不正が行われないように相互に監視しています。
よって、安全にビットコインで支払いを行うことができます。
ビットコインの支払いは、不正が無いように常にチェックが行われていますが、支払い情報は何の意味も持たない文字の羅列になっています。
支払いが行われるたびに、この情報がチェーンのようにつながっていき、そのすべてを世界中のコンピューターが監視することで、不正が不可能な仕組みになっています。
コンピュータが監視しているといっても、無意味な文字の羅列がチェーンのように適切につながっているかどうかを監視しているにすぎないので、個人情報が流出する心配は一切ないということです。
ビットコインの保管には財布が必要
ビットコインは現金と同じように、ビットコインを収納する財布が必要です。
この財布は誰でもインターネットでダウンロードすることができますが、自分のパソコンに財布を置いておくのはリスクがあります。
パソコンが壊れてしまったり、データが消えてしまうと、財布もろともビットコインが消えてしまいます。
ビットコイン紛失事件の一つとして、有名なニュースがあります。
ビットコインが誕生して間もない2009年に、IT企業で働く男性が自宅のパソコンでビットコインをマイニングしていました。
当時はまだ、ビットコインの知名度が低く、家庭用の高性能パソコンで十分にビットコインを生み出すことができました。
彼が一週間でマイニングしたビットコインは約7500BTCです。
現在ビットコインの価値は高騰しており、1BTCは約13万円の価値があるので、7500BTCは9億7500万円です。
彼は約10億円近くのビットコインをわずか1週間でマイニングし、ハードディスクにインストールした財布に保管していました。
彼は、ビットコインのマイニングを続けていましたが、当時ビットコインに注目する人はほとんどおらず、また、マイニング中のパソコンの騒音がうるさく、彼女から文句を言われ続けていました。
そして、彼はビットコインのマイニングに飽きて、パソコンに保存した7500BTCの存在を忘れていました。
2010年に、彼のパソコンが故障したため、パソコンを分解。売却できなかったハードディスクは粗大ゴミに捨ててしまいました。
2013年になり、彼はふと、ハードディスクに保存したビットコインの存在を思い出し、愕然とします。
慌てて粗大ごみ業者に問い合わせましたが、ハードディスクはすでに埋め立て処分されており、処分場からそれを探し出すのは不可能だと悟ります。
彼は、財布にしまっておいた約10億円をぽいっと捨ててしまったのです。
このように、ビットコインをハードディスクの財布に保管しておくのはリスクがあります。
現在、ビットコインの保管にはコインチェックが利用されています。
登録するとネット上に自分の財布を持つことができるため、財布を紛失することはありません。
また、コインチェックでは非常に簡単にビットコインを購入することができるため、現在主流のウォレットの一つになっています。
ビットコインは今後どうなるのか
ではビットコインは今後どうなるのでしょうか。
2009年にビットコインが誕生してから現在まで、ビットコインの値段は上がり続けています。
ビットコインの埋蔵量には、金やダイヤモンドのように上限があり、それを欲しい人が沢山いるからです。
よって、ビットコインを金と同じように投資対象として保有する人が世界中にたくさんいます。
ビットコインはただの投資対象ではありません。
先ほど紹介した通り、ビットコインは財布からお金を手渡しするのと同じ感覚で支払いを行うことができるので、今後、アマゾンや楽天などの通販や、コンビニ、スーパーなどの支払いにどんどん普及するといわれています。
実際に、先に紹介したコインチェックというウォレットでは、ビットコインで電気代の支払いが可能になっています。
一通り読んでいただくと、多くの人は、ビットコインは電子マネーのような感覚であると思いますよね。
しかし、最初に紹介した通り、ビットコインと電子マネーは全く仕組みが異なります。
電子マネーは、電子マネーを管理している会社に現金を支払い、管理会社が電子マネーを一括管理しています。
例えば、コンビニの買い物に電子マネーを使う場合、コンビニにお金を直接払った感覚に陥りますが、コンビニにお金を支払うのは、電子マネーの管理会社です。
電子マネーは、管理会社にいったんお金を預けておいて、そこからお金を支払っています。
一方、ビットコインは財布とまったく同じ感覚です。
自分の財布からビットコインを取り出して、コンビニやアマゾンや楽天銀行に直接支払うことができます。
ビットコインはコインチェックに登録すれば簡単に利用することができます。
多くの人が今後価値がどんどん上がり続けると思うビットコインを、今手に入れてはいかがでしょうか。
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・主要通貨の購入可能
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