クロノコインが注目される
2019年の超大型ICOといわれるクロノコイン。
お金の購入で得られるポイント、移動距離を還元するマイル、そしてクロノポイントは時間を還元。
今回はクロノコインの特徴とICOで投資しても良い案件なのか詳しく紹介します。
【クロノコインの特徴】
- イーサリアム上でICOを行う
- ICO完了後、メインネットはNEOに移行予定
- 保有しているだけで分配される
- ICO価格は早期が安い
- 距離で還元されるのがマイル
- 時間で還元されるのがクロノポイント
クロノポイントの仕組み
クロノコインがICOを行う理由、それはクロノポイントという事業を行うためです。
今普及している、ポイントは購入の際につくもの、そして移動距離に応じてつくマイルです。
クロノポイントは時間に付与されるポイントということで、ポイント市場が盛り上がろうとしています。
具体的に見てみましょう。
Tポイントカード、楽天ポイント、マイル。皆が知っているポイントです。
ポイント市場は年々増え、その規模は2兆円に迫るほど大きな経済活動圏を形成しています。
貯めたポイントは商品の購入の割引に、貯めたマイルで飛行機に乗る、さらに楽天は貯めたポイントを投資するサービスも初めています。
現在主流のポイントは2つ。
購入に対して付与されるポイントと、移動距離に対して付与されるポイント。
前者が楽天ポイントやTポイントで、後者がマイルです。
どちらのポイントも非常に人気です。
魅力を感じるポイントランキングによると、第1位と2位はJALとANAのマイル、そして第3位は楽天ポイントとなっています。
そんな中、新たに「時間」に注目したサービスがクロノポイントです。
時間にポイントを付与するという新しいプロジェクトが進んでいます。
詳しく見てみましょう。
例えば、マイル。
日本国内の遠距離移動手段は新幹線と飛行機があるにも関わらず、移動に必ず飛行機を利用するという人が多くいます。
それはマイルがたまるから。
チケットの購入代金にポイントを付けるのではなく、移動距離に応じて発行するマイルを貯める仕組みにしたところ、飛行機に乗る固定客が生まれました。
実際にマイルの効果は劇的で、マイルを貯める人のことを「マイラー」、飛行機に乗らずしてマイルをためる人のことを「陸マイラー」という新しいワードを生み出すほど盛り上がりました。
購入に対してポイントを付けるだけの、機械的な仕組みから、移動距離にマイルを付与するという価値のある仕組みがファンを生んだのです。
購入と移動距離に続き、新しく出てきたポイント、それは時間に対するポイントです。
購入した瞬間や移動距離だけでなく、時間にポイントが付くというのは非常に魅力的です。
ラーメン店の行列の待ち時間にポイント獲得。
ショッピングセンター駐車場で発生する渋滞の待ち時間にポイント獲得。
ゲームセンタに滞在する時間に対してポイント獲得。
今まで無駄になっていた時間を利用してポイントを獲得できるのです。
このような時間に対するポイントが、クロノポイントというわけです。
クロノポイントのメリットは利用者だけではありません。導入する店舗や企業にとっても魅力があります。
例えば、ショッピングモール駐車場の渋滞を無駄に感じて来店してくれなかった人が、「待ち時間にポイントが貯まるなら」と集客をアップできます。
飲食店では、10分以内に食事を終えた人にタイムポイントを進呈すれば、来客の回転を上げることができます。
滞在時間が売り上げに直結するゲームセンターや遊技台店舗は、滞在時間にポイントを付与し売り上げ向上にもつながります。
このように、ポイントをもらう側、そしてポイントを付与する側の両者にクロノポイントは魅力があります。
もう一つクロノポイントの良い点があります。
それは、顧客の行動パターンの把握です。
クロノポイントを獲得するために、スマホのアプリを起動します。すると設置したビーコンがスマホの位置を捉え、行動パターンを分析するなど、マーケティングや広告に有益な情報を収集します。
これらの情報から、適切な場所、時間、人に広告を配信したり、店舗の導線を改善することができます。
一方、デメリットもあります。
それは、情報管理。
ユーザーの正確な行動を記録するため、情報流出が発生する可能性があります。
この弱点を解決するために生まれたのが、今回ICOされたクロノコインというトークンです。
クロノポイントアプリによって記録された情報はブロックチェーンに保存されます。
別記事に詳しく紹介していますが、ブロックチェーンのセキュリティは完璧です。
ブロックチェーンが誕生してから現在まで、ブロックチェーンの根幹を揺るがすようなセキュリティの穴は見つかっていません。
暗号錠と分散管理によって、情報流出が起こらないのです。
最近、莫大なお金をかけて完璧に保護されたはずの、大企業のサーバーから個人情報が流出する事件が多く報道されてきました。
一方、ブロックチェーンはそもそもデータが世界中に分散し、暗号化されているため、ハッキングができません。
実際にブロックチェンの安全性から、ブロックチェーンを利用した個人向けクラウドサービスや、大企業の情報管理にブロックチェーンの導入が進んでいます。
クロノポイントは貴重な個人情報を扱うため、安全性が高いブロックチェーンを利用するのです。
そして、そのブロックチェーンを維持するトークンがクロノコインというわけです。
クロノコインChronoCoinとは
クロノコインが2019年度の大型ICOといわれるにはいくつか理由があります。
その理由は何でしょうか。
クロノコインはクロノポイント事業のために発行されるトークンです。
クロノポイントのアプリが取集する顧客のデータを保存するために、ブロックチェーンを利用し、それをクロノコイン上で行う仕組みです。
発行はイーサリアムのECR20上で行われ、ICOが完了次第、稼働ベースがNEOに移管される予定です。
通常、仮想通貨やトークンは送金や売買目的に利用されるだけで、持っていても価値を生まないものです。
ごく一部では保有数に応じて分配されるものもありますが、マイナーな通貨ばかりです。
一方、クロノコインはクロノコイン保有者にクロノポイントが分配されるので、所有しているだけでポイントが得られます。
なぜポイントが分配されるのでしょうか。
先ほど紹介したポイント市場、実は多くのポイントには有効期限があり、発行されるポイントは半分近くは期限切れとなり失効されているという現状があります。
失効されたポイントは消滅し、ポイント運営側の利益になっていました。
クロノコインは、期限が切れたポイントを、ポイント運営側ではなく、クロノコイン保有者に分配されます。
なので、クロノコインを持っているだけでも価値があるということです。
さらに、分配されるクロノポイントは、クロノコインの保有量が多い大口投資家ほど優遇されているため、大口の売りが出づらく、価格の安定につながると予想されています。
この仕組みから、クロノコインの保有者の9割は、クロノポイント提携企業、そしてクロノコイン発行者のタイムイノベーション株式会社です。
9割が長期ホルダーのため、価格が安定しやすいというメリットがあります。
他にもクロノコインが注目される理由があります。それはロックアップ期間の導入です。
通常、トークンが上場するとトークン保有者が一斉に売りに出すため、上場後に値崩れが発生しますが、クロノコインは上場後6か月は売り注文ができません。
売り注文が出せないということは、クロノコインを買いたい人が出す買い注文だけになり価格の値崩れが起こりません。
上場後7か月目以降は、1か月ごとに保有量の6分の1ずつロックアップが解除されます。
6か月間の買い板に対して、少しづつ売り板が出て成立していくため、価格が安定しやすいという効果もあるのです。
要するに、クロノコイン全体の約9割は長期ホルダー、残りの1割も、完全に自由な売買ができるのは上場1年後というわけです。
価格変動が激しいトークン市場に対し、ICO時、クロノコインに投資してくれた投資家のメリットを最大にしようという試みなのです。
今までリスクを感じてなかなかICOに投資できなかった人にも魅力的なのではないでしょうか。
ではどのようにクロノコインを購入するのでしょうか。
コインチェック【公式】
・主要通貨の購入可能
・スマホで登録完結
・銀行提携で即時入金
【仮想通貨の推奨サイト】
公式サイト |
特徴 |
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