仮想通貨の今後
仮想通貨の暴落と低迷が続いています。
ビットコインを見るとピーク時から実に4分の1、リップルに至っては、8分の1と暴落し低迷しています。
このまま仮想通貨の価値がどんどん低下してしまうのでしょうか。
結論から述べましょう。市場全体は再度盛り上がりを見せ、社会に浸透していきます。
仮想通貨の今後を紹介し、記事最後に最も核となることを述べます。
バブルと低迷
筆者が仮想通貨に興味を示したのは3年前。
まだ誰も仮想通貨という言葉に興味を持たず、ビットコインがマウントゴックス破たんで初めて一部のマニアが知っていたころに遡ります。
当時、ビットフライヤーが日本における仮想通貨取引一位の取引所として君臨し、一部のマニアだけがビットコインの短期取引を楽しんでいました。
このころ、コインチェックが本格的に仮想通貨事業に取り組み始め、ビットコイン以外にリップルやイーサリアムの取り扱いを開始します。
ビットコイン価格は5万円、リップルは0.4円のほど価格でした。
仮想通貨を勉強するにあたり、まずは実際に投資しなければ投資家の心理や詳細を知ることは出来ません。
まだ、有名ではなかったコインチェックに申し込み、さっそくビットコインに投資します。
当時のビットコインの評判はひどいものでした。
マウントゴックスが破たんし、ビットコイン価格は暴落、その後価格が上がることなく低迷していました。
一方、せっかく投資したのだからとビットコインの詳細を調べていると、今後確実に普及していくだろうと予想していました。
ビットコインが盛り上がりを見せる中で新規参入された方は、ビットコインって何ですか?という問いに答えられないと思います。
ビットコインは一般的な通貨と異なり、発行者が流通を管理せず、市場原理に任せて流通をコントロールしている通貨です。
パソコンが計算を行うGPUやCPUという、いわゆるパソコンの頭脳を使ってビットコインのシステムを維持しています。
しかも、維持する管理者は特定の人ではなく、参加しようと思えばだれでも参加できるオープンなシステムです。
ビットコインの管理者に参加すればビットコインが報酬として付与される仕組みになっていて、ビットコインの価格が上がるほど参加者にメリットが発生する仕組みです。
仮想通貨の本質はビットコインとイーサリアム関連の記事を読めば一発で理解できます。
各国に監視された従来の通貨とは全く異なり、国境フリーの決済通貨が仮想通貨という訳です。
筆者が投資をスタートし、しばらくは相場にほとんど動きがありませんでした。
しかし、ビットコインを勉強すればするほど、その将来性に魅力を感じ、リップルやイーサリアムなど、様々な仮想通貨の勉強をスタートします。
そして、コインチェックが取り扱っていた各種通貨は、それぞれ独自のコンセプトがあり、どれも将来的に有用な仮想通貨になることがわかります。
筆者は追加の資金を投入し、リップル、イーサリアム以外に、ライトコイン、モネロ、リスクなどコインチェックが扱う通貨すべてに投資します。
そして、第一弾の高騰の波がリップルに訪れます。
0.6円ほどで動かなかった相場が急伸、8円の高値を付けます。
リップルがイギリスの中央銀行のシステムに採用されるべく、社会実験が開始され、日本でも大手銀行がリップルを採用することを表明します。
リップルは銀行同士の取引になじみやすいように設計されています。
この発表を受け、瞬く間にリップルが高騰します。
当時8円はバブル価格に感じる程急騰したわけですが、直近高値では240円ほどになっており、まだまだ格安だったわけです。
リップル高騰によって仮想通貨が注目され始め、多数の仮想通貨を取り扱うコインチェックへの申し込みが増え始めていました。
ここから仮想通貨相場の高騰がスタートします。
リップル高騰によって、市場の最大仮想通貨ビットコインが10万円を突破、その後50万円、100万円を突破します。
上昇相場の頃、街中では仮想通貨の話題が聞こえ始めます。
筆者が良く利用するファミレスに、必ず一組は仮想通貨の話題で盛り上がっていました。
そして、口コミがいっきに広まり、友人からも仮想通貨の話題を効くことになる時期になりました。
このころの仮想通貨はまさにピーク。ビットコインは240万円という高値を記録。
マイナーな仮想通貨が50倍という高値を付けるなど、バブルと呼べる相場に突入し、現在は暴落後低迷しているという流れです。
では、今後、再び仮想通貨が注目されることはないのでしょうか。
バブルではない仮想通貨相場
仮想通貨の高騰と暴落からバブル崩壊が騒がれていますが、実はこれはバブルではないと思っています。
理由は、仮想通貨がまだ普及していないからです。
仮想通貨高騰の際に参入した人は、仮想通貨の本質を忘れています。
「私もビットコインを始めようかな?」という文言、まさにそれです。
ビットコインはまだ一般的に普及しておらず、利用シーンは一部の飲食店やネット通販に限られます。
また、リップルは銀行に採用がスタートし始めたばかりで、まだそのメリットを生かし切れていません。
まだまだ仮想通貨が普及していない段階で、大きな高騰の波が過ぎ去ったのです。
ビットコインを始めるとい言葉は、投資の意味しか持っておらず、通貨を連想する人はほとんどいないのが現状です。
今後仮想通貨は確実に世の中に浸透します。
世界共通の価値を持つのは仮想通貨だけです。
アメリカでもイギリスでもオーストラリアでも、単一通貨として利用できます。
これほど便利な通貨はありません。
また、イーサリアムという仮想通貨が世の中を変えます。
イーサリアムは、通貨以外の様々な情報を書き込めることが特徴で、今後世に浸透します。
トークンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
トークンはほぼ仮想通貨と同じですが、違いは既存の仮想通貨上に存在する仮想通貨とう点だけです。
仮想通貨はすでに1000種類以上ありますが、トークンも同じ数ほど存在します。
そのトークンの7割ほどはイーサリアム上で稼働しており、有名なのが仮想通貨World WiFiのすべて | 新規トークンICOで紹介するトークンなどです。
トークンを発行するメリットは、仮想通貨のシステム開発する必要が無く、イーサリアムの機能をそのまま活かせるという点です。
開発者の労力が少なく、開発費を抑えることができます。
また、トークンの送金はイーサリアム上で行われるので、送金手数料を安く抑えられることも特徴です。
トークンを含めると仮想通貨の種類は4000を超えるとも言われており、乱立状態にあります。
これらの事実から今後が予想できます。
仮想通貨の今後とは
まず、ビットコインは今後も普及が続きます。
通貨としての機能だけを搭載しており、グローバル通貨として最も普及しています。
ビットコイン決済をするお店が増えており、利用シーンが増えるほど、その価値は上がっていくと予想します。
他に、リップルは残ります。
銀行間の資金移動にリップルが最適であり、すでに実際の送金に利用されています。
また、個人利用においてもリップルの送金手数料が格安のため、利用されています。
また、イーサリアムの存続も確実です。
先ほど紹介したように、多くのトークンはイーサリアム上で稼働しており、ブロックチェーンの技術を社会に馴染ませるトークンの開発は、イーサリアムの利用がベストだからです。
ビットコインに対抗する仮想通貨がライトコインやビットコインキャッシュです。
これらは決済専門の仮想通貨であり、現状メリットは送金手数料が若干安いだけです。
現状はビットコインとライトコイン、ビットコインキャッシュの相場はほぼ連動しており、投資対象としてのカラーが強いですが、今後はビットコインの単独高騰が予想されます。
現在有名なこれらの仮想通貨は今後も生き残りますが、他の多くのマイナー通貨は消滅していくことが予想できます。
トークン含め、4000種類もの通貨は不要です。
社会に浸透する規格が増えるほど、開発やアップデートが不便になるため、マイナー通貨は消滅していくでしょう。
仮想通貨市場全体は盛り上がります。
2019年度末の仮想通貨市場は100兆円に成長するといわれており、執筆現在が約20兆円です。
よって、今後は仮想通貨市場が大きくなり、社会に浸透し始める一方、多くのマイナー通貨が消滅していくでしょう。
そして、イーサリアムやリスク上で開発されるトークンがICOによって登場し、ますます仮想通貨の普及を盛り上げていくことに間違いないですね。
ここまで読んでいただいた方は、おそらく仮想通貨にかなり興味を持っておられる方だと思います。
もし、仮想通貨の口座を持っていないなら今開設したほうが良いです。
現在、相場は低迷が続いていて、あきらめモードが漂っています。
これはマウントゴックス破たん後の低迷に非常に似ています。
取引所破綻の前に盛り上がりを見せた相場は、一気に崩壊し、3年近く低迷が続き、価格がほぼ動かない状態が続きました。
その後、急激な仮想通貨の高騰、いや暴騰が発生し、当時から仮想通貨を保有していたごく一部の投資家が爆発的利益を手に入れました。
逆に、相場の盛り上がりで仮想通貨を知って投資した人のほとんどは損しています。
要するに、相場が動かずに、誰からも注目されていないときが投資のタイミングなのです。
相場は低迷していますが、仮想通貨は通貨の概念を変えた革命の技術です。
数名の銀行家が提唱した従来の銀行システムは、銀行が最も得をするようにできており、それが現在の通貨です。
仮想通貨は今後の通貨の在り方を変えることは間違いないといわれており、注目が薄れた今が参入のチャンスです。
取引をしている人がベースにしている取引所コインチェックは開設必須の取引所です。
他に、おすすめのサイトや取引所などの一覧は下記を参考にしていただきたいです。
次の波が発生する最も初期の投資家になるためにも、いまから参入するのが良いでしょう。
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