デブと決別する
食が細いデブは存在しない。
誤解を恐れずはっきり言おう。デブの原因は食べ過ぎである。
「あの子は太っているけど食は細いんだよ。」「太りやすい体質だからしょうがない」
日常よく聞くフレーズだが、デブに食が細い人はいない。
太る理由とそこから分かる本当に痩せるたった二つの方法を紹介する。
なぜ太るのか
はっきり言って、デブは仕事をしない。仕事ができない。
デブじゃない人には共感していただけると思う。一方、太っている人からは非難される文言だ。
では、この文言はどうだろう。
毎日だらけた不規則な生活。一日中ぐーたらしている不摂生な人は仕事をしない。仕事ができない。
少しは共感してくれる人が増えただろうか。
要するに、デブは不摂生の表れであり、不摂生は仕事にも悪影響を及ぼす。
デブの当人は決して不摂生などしていないと反論するかもしれないが、それは色眼鏡。
不摂生をしているからデブなのである。
デブになる原因は1つしかない。それは、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態が続くことだ。
要するに食べ過ぎ。
消費しきれなかったエネルギーが脂肪となって体内に蓄積されることでデブになるわけで、それ以外の理由はありえない。
なぜあの人はたくさん食べるのに太らないのだろうと思うこともあるかもしれないが、それはたまたま同じ席で食事をしているワンシーンだけを見ているからにすぎない。
「たくさん食べるのに太らない人」がもし毎日同じ量を食べていたら、確実に太る。ギャル曽根のような大食いで、食べたものをすぐに排泄できるごく一部の人を除き例外はない。
自分はギャル曽根のような体質だから食べても問題ないと思っている人がいたら、鏡の前の自分を見てほしい。
ギャル曽根は普通の人ではありえないことはしているから有名人なのだ。
もし、あなたが自分は食が細いのに太るからどうしようもないと思っていれば、それは開き直りだ。
食が細いデブは存在しない。
かなり厳しいことを書いたが、まさにこれが現実だ。
私生活の不摂生が体型となって表れるのがデブであり、デブは生活が不摂生であると体に書いているようなものだ。
この後、痩せる方法を詳しく紹介するが、もしあなたが食が細いデブは存在しないことに納得できない場合は、痩せることをあきらめた方がよい。
食べ過ぎがデブの原因であることは紛れもない事実であり、それを受け入れない限り痩せることはないからだ。
では、早速必ず痩せる2つの方法を紹介しよう。
痩せるたった2つの方法
痩せる方法は一言で伝えることができる。
エネルギー摂取量よりもエネルギー消費量を多くすることだ。
要するに、食べた量以上の運動を行うこと。
もし、運動が苦手なら、食べる量を減らすことだ。
2つの痩せる方法とは、食を減らすことと、運動すること以外に存在しない。
ダイエット食品、ダイエットサプリがブームになり、何度消えていっただろうか。
バナナダイエット、キュウリダイエット、玄米ダイエット。もし本当に効果があるならブームが終わるはずはない。
飲めば痩せる、食べるだけで痩せるを謳う商品の一部は、社会現象まで引き起こすほど普及することがある。
しかし、どのブームもダイエット成功者を多数輩出したことはない。食べて痩せる系ダイエットは存在しないのだ。
またサプリでダイエットも存在しない。
国内最大手の製薬企業が威信をかけて作った究極のデブ治療薬、「オブリーン」。サプリとは桁が違う開発費を投じ、治験を行ったが結果は失敗。
製薬メーカーが本気で研究しても作れなかったダイエット薬。サプリで効果が出ることはない。
デブは、摂取量と消費量のバランス。食生活を変えず、運動も行わないダイエットはありえないのだ。
もし運動が嫌いならば、消費エネルギーよりも摂取エネルギーを少なくする必要がある。
芸能人モデルなどの多くはこの方法を利用することが多い。
もちろん適度な運動を行う人も多いだろうが、結局のところ、痩せる要因は食制限にある。
食べる量を減らしてエネルギー摂取量を減らすのだ。
筆者はこの方法をおすすめしない。
食制限のダイエットに必要な意思は相当に強いものが必要だからだ。
また、急激な食制限は体調不良の原因にもなる。
そもそも、デブは食制限によるダイエットはできない。
食制限ができないからデブになったのだから。
よって、痩せる一つ目の方法、食制限はあきらめた方がよい。
もう一つの方法は運動だ。
食制限ができない人が運動を続けられるわけがないと思われるかもしれない。
しかし、ここでいう運動は、毎日ランニングを2時間などというストイックなものではない。
簡単でないが、難しくない痩せる方法を紹介しよう。
痩せる真の方法
初めにポイントを述べよう。
- 週1回のトレーニング
- プロテインの摂取
- タンパク質豊富な食事
- 炭水化物を減らす
この四つを実行すれば確実に痩せるはずだ。
まずはトレーニング。
毎日運動する必要はない。長距離を走る必要はない。
必ず週1回はトレーニングを行うことが重要だ。
しかも、汗を流す運動というよりは、筋トレが痩せることに直結する。
運動する時間にエネルギーを消費させるという考え方ではなく、筋肉をつけることで私生活のエネルギー消費量を増やすのだ。
筋トレというと、特に女性はマイナスイメージを持つ人も多いだろう。筋肉をつけて体型をがっちりさせたくないという意見である。
しかし、心配無用だ。週一回の運動で体型をがっちりさせるほど簡単に筋肉はつかない。
筋肉をつけたくないという理由で筋トレを拒むことは、運動をしたくない理由に過ぎない。
痩せるには週一回のトレーニングで十分だが、その一回のトレーニングはかなりストイックに行ってほしい。
ジムに行けば豊富なマシンがあるが、一通りすべて行うこと。
中途半端ではなく、本気に。
おもりの重さは、15回で限界が来るギリギリの重さで行うのが効果的だ。
もし、トレーニング翌日に筋肉痛がなければ、不足している。
翌日、洋服を着る際に筋肉痛を感じる、あるいは、当日の夜、シャンプーで手が上がりづらくなるほど、かなり攻めたトレーニングを行ってほしい。
トレーニング時間は1時間半から2時間を目安にするとよい。
毎日は無理でも、1週間に一度はできるだろう。
まだ運動を始めていない人からすれば、この方法はかなりハードで苦痛なように感じるが、一度試してもらうと意外に続けられる。
たんたんと長距離を走るわけでもなく、動き続けるわけでもないため、そこまでつらい運動ではない。
また、筋トレ後一週間は、ストレスが軽減したかのように体と心が軽くなる。
実際にやってみると分かるが、結構病みつきになるだろう。
トレーニング後のプロテイン摂取は必須。運動後30分は超回復といって、筋肉が急速に回復する時間帯だ。
この時間に吸収率の高いホエイプロテインを接種すると、筋トレの効果が倍増される。
国内の有名なプロテインは明治のザバス。ご存知の人も多いだろう。
アマゾンで最安値で購入でき、価格もそこそこ安い。
ザバスには体重を減らす目的のウエイトダウンシリーズもあるが、ホエイプロテイン100でOK。
ソイプロテインよりも、ホエイの方が筋肉をつけやすい。
筋トレの目的は筋肉をつけることであり、プロテイン摂取も同様だ。
何度も言うが、筋肉をつけるという行為は、体型をがっちりさせることとは違う。そう簡単に体型を変えるほの筋肉は付かないので心配無用だ。
そもそもデブは筋肉の量が圧倒的に少ない。
運動後30分は、筋肉が回復するゴールデンタイムだ。
プロテインを牛乳に溶かすと吸収を阻害するため、必ず水で溶いてのもう。濃いめに溶かすと甘くておいしいのでお勧めだ。
週一回の運動以外に気を付けることは多くない。
炭水化物の量を減らし、たんぱく質を多く摂るだけだ。
おすすめは、ステーキや焼き鳥。
お肉のお供にご飯ではなく、サラダを摂る。
お肉を口に入れたあと、ご飯ではなく、キャベツの千切りなどを頂こう。
スーパーには2人前ほどのキャベツの千切りが売られているので、非常に便利だ。
ご飯の代わりにキャベツと一緒にお肉を食べるとさっぱりとして非常においしい。
お肉を少し濃い目に味付けすれば、キャベツにドレッシングは不要。
ご飯を全く食べない方がよいかといえばそうではなく、キャベツの横にご飯を置いても構わない。
ただ、キャベツとのお肉の相性が思ったよりも良く、ご飯よりもキャベツの千切りがすすむはずだ。
以上のことを確実に実践すれば、確実に体重は減っていくはずだ。
もし、体重が変わらなければ、食べ過ぎか、筋トレの負荷(おもりの重さ)が不足しているかのどちらかだ。
決して長時間だらだら運動する必要はない。
皮肉かもしれないが、2時間寿命を延ばすために3時間運動していては元も子もない。
集中して筋肉をつけ、普段の食事に少し気を付けるだけで確実に効果が出てくるはずだ。
簡単に紹介しているが、実際に取り組むにはかなりの継続力が必要なのは言うまでもない。
これを続けられないからデブになるのであり、その継続力の弱さや忍耐力の無さが仕事にも直結する。
まとめると、デブを解消するには食事管理と運動以外に無い。
適度な筋肉をつけ、日常生活の代謝を上げ、栄養豊富な食事コントロールでダイエットできる。
しかし、デブは努力が難しい。だからデブになったのだ。
本気痩せたいならデブの専門家に頼るのが唯一の手段かもしれない

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