吸音材を壁に貼ったら部屋が静音した | 吸音材おすすめも

吸音材を壁に貼ったら部屋が静音した | 吸音材おすすめも
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吸音材

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Quotation:Collaborate Worship
映画館に入った瞬間に感じる静まり返った空間。

 

これは吸音材の効果です。

 

吸音材をオーディオルームと寝室に貼った結果、音が尋常じゃないほどよくなり、夜は「すーすー」快眠できるようになりました。

 

今回は、吸音材のすべてを詳しく紹介します。

 

部屋に吸音材を貼った結果、おすすめの吸音材、吸音材と防音材の違いなど、あらゆる吸音材のことを見てみましょう。

吸音材と遮音材(防音材)の違い

ありがちな勘違い。

 

吸音材遮音材の違いです。

 

吸音材は音を吸音し、遮音材は音を遮断します。

 

外の騒音ブロックしたり、隣の部屋の騒音をブロックするのは遮音材です。

 

また、爆音で音楽を部屋で聞きたいときに、外に音が漏れないようにするには遮音材を使います。

 

部屋の中を静かにしたいときや、反響を減らしたいとき、映画館のような独特な雰囲気を作りたいときに吸音材を使います。

 

逆に遮音目的で吸音材を使っても、全く効果はありません。

吸音材のしくみ

吸音材は、音を吸収するために、無数の気泡が入っています。
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無数の気泡に音が入り込むことで反射を繰り返しながら音を吸収します。

 

吸音材を部屋のどこに貼るのか、吸音材の効果を最大にするには、音の特徴と原理を知る必要があります。

 

 

音は周波数が高い高音と、周波数が低い低音でできています。

 

高周波の音は減衰されやすく、低周波は減衰されにくいという特徴があります。

 

例えが、スピーカーの前に乾いたタオルをかざすと、音がこもって聞こえます。

 

高音がタオルに吸収され、低音と中音が聞こえるためです。

 

車から聞こえる「ドンドンドン」という低音。

 

俗にウーハー族といわれるものですが、あれも車の窓やボディーで遮れなかった低音が音漏れしているため聞こえます。

 

吸音材でも同じです。

 

高周波は吸音しやすく、低周波は吸音しづらいのです。

 

よって吸音材は厚いほど低音を吸音します。

 

吸音材の厚さ 吸音周波数
薄い 高音
中くらい 高音・中音
厚い 高・中・低音

 

また、吸音材の面積も重要です。

 

吸音材の面積が大きいほど、吸音効果は高くなるので、ピラミッド型など、でこぼこになっている吸音材がたくさんあります。

 

なので世界一静かな部屋には、驚くほどのでこぼこになっています。
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Quotation:timesherald

 

ちなみに世界一静かな部屋は、まず完全な防音を構築します。

 

部屋中を遮音材で囲み、外からの高周波や低周波、あらゆる音域の音を完全にブロックすることで部屋の中には一切音が入らなくなります。

 

しかし、これだけでは静かな部屋になりません。

 

外からの音を遮断するということは、室内で発生した音も外に一切漏れ出てこないことになります。

 

例えば、手をたたいた音は、驚くほど減衰せず、部屋の中を反射し続けます。
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※Quotation:Thunderbolt Kids
そこで吸音材を貼ります。

 

室内で発生した音を一切反射させないために、壁がすべての音を吸音するようにします。

 

これで静かな部屋が完成します。

 

要するに、遮音材で室外の音をブロックし、吸音材で室内の音を吸収するわけです。

 

ちなみに遮音材は重くて密度が高い材質なものほど、効果は高くなります。

 

密度が高く重く、遮音効果が高いとして大建工業 遮音シート455H7が有名です。

おすすめの吸音材

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Quotation:サウンドハウス
吸音材を選ぶとき、コストと効果が重要です。

 

吸音の理想は、壁と天井、床の全面にでこぼこの吸音材を張ることです。

 

でも、吸音材は意外に高額です。

 

できるだけ安く、部屋を静かにするためには貼り方を工夫すれば大丈夫です。

 

まず、吸音材はほかのもので代用することはできません。

 

紙製の卵パックなどが有名ですが、気泡がないため音が反射するだけで、吸音効果はありません。

 

吸音材には様々な素材がありますが、素材による吸音効果の違いはありません。

 

違うのは、構造による違いだけです。

 

主な素材は、ウレタン、グラスウール、メラミンの3種類です。

 

吸音材素材 特徴
ウレタン 軽くて柔らかいためどんな壁でも貼れます。しかも価格が安い。燃えやすいのでキッチンや火の手がある場所に不向きです。
グラスウール 不燃性で安全です。ガラス繊維なので、雑に扱うとゴミが出やすいのが難点です。
メラミン 軽くて柔らかく、しかも不燃性です。価格は高いです。

 

吸音材選びで最も重要なことは、貼る面積です。

 

デコボコの深い、吸音効果が高い吸音材を壁の一部に張るよりも、安くてデコボコがない、薄めの吸音材を壁一面に貼った方が効果があります。

 

もちろん、デコボコで、厚く吸音効果が一級品の吸音材を壁全面に貼れば、驚くほど効果があります。

 

デコボコで吸音効果が高い商品はSONEX ( ソネックス )で、61×122cm、厚さ4センチが8枚で約29,000円ほど。

 

サウンドハウスというサイトで購入可能です。

 

メラミン素材で燃えにくく、軽くてしなやかなので、どんな壁にも貼ることができます。

 

この価格でこれほど吸音効果が高い商品はほかにありません。

 

吸音効果の割に安いですが、でも、、ちょっと高いです。

 

これをできるだけ多くの面積に貼るのは金銭的負担が厳しいです。

 

いろいろ吸音材を探した結果、安くて吸音効果が高く、面積も貼れる吸音材がありました。

 

日本製吸音ウレタンです。

 

厚さが1、2、4、6センチの4種類からチョイスでき、サイズは1メートル×2メートルと巨大。

 

貼る場所に合わせたサイズに無料でカットもしてくれるという最高の吸音材です。

 

圧倒的に安く、面積も貼れるということで、早速購入し部屋中に貼ってみました。
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吸音材の接着にはニトムズ はがせる両面テープ 強力接着用を使いました。

 

接着力は強力ですが、剥がすこともできるので、賃貸にも最適です。

 

吸音材を貼る場所は、部屋のコーナーが効果的です。

 

音は壁で反射を繰り返すことで残響になりますが、音が最終的に集まってくるのが部屋の角です。

 

部屋の角で吸音してやることで、反射を減らし、最も効果が高くなります。

 

他に、スピーカの背後と、反対側の壁にも貼りました。

 

また、寝室は部屋のコーナーや壁中に貼りました。

 

効果は絶大です。

 

音の反響がなくなることでテレビの音が明瞭になり、オーディオから出る音が引き締まります。

 

また、寝室は映画館のように、しーんっと静まり返り、熟睡できるようになりました。

 

吸音材を探しまっくてこの吸音材にたどり着けて満足です。

 

吸音材を選び始めた当初、スポンジで代用できないかと考えたのですが、スポンジには吸音効果はありません。

 

同じように無数の気泡はありますが、気泡が均一で、気泡同士がつながっていないので、表面で音が反射されてしまいます。

 

吸音材の気泡は、ランダムで気泡同士がつながっているので吸音効果があるようです。

 

ちなみにアマゾンに例えば、WhiteLeaf 吸音材 ウレタンというでこぼこの吸音材が売っています。

 

これを買おうと思っていましたが、25センチ×25センチ4枚入りで約1500円です。

 

先ほどの商品の方が圧倒的に安い。

 

しかも、アマゾンの吸音材は中国製。

 

気泡の構造が不明なので購入はしませんでした。

 

様々な吸音材を比較検討した結果、最も安く、しかも日本産ということでたどり着いた商品に満足しました。

 


 



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