動画撮影に最適なマイクとは

動画撮影に最適なマイクとは
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マイクの種類は無限大

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今までソニーの独擅場だったミラーレス一眼市場にニコンやキャノンが参入し盛り上がっています。

 

ミラーレス一眼レフの魅力は、超高画質の動画を撮影できること。一方で、カメラに搭載されているマイクは画質に比べ劣っているのが現状です。

 

今回は、ミラーレス一眼レフの動画撮影用に最適なマイクを紹介します。

マイク選びの注目ポイント

動画撮影マイクの有名メーカーは、RODE・オーディオテクニカ・アツデンなどが有名。

 

それ以外にソニーやニコン、ゼンハイザーなど各種音響機器メーカーが扱っています。

 

この中で、ミラーレス一眼レフの高画質に見合う商品は限られています。

 

実際にマイクを選んでみましょう。

 

ステレオかモノラル

まずはステレオかモノラルかを選びます。

 

ステレオは左右独立して音を録音できるので、立体感、臨場感など空間を表現することが得意です。

 

なので、山登り、ビーチ、街中の散策、キャンプなど、その場の雰囲気を伝える用途に向いています。

 

一方、トークの録音にはモノラルマイクを選びます。

 

モノラルマイクなら、どの方向から録音しても、常に音は中心から聞こえます。

 

また、モノラルマイクは前方の一部分だけを集中的に録音するため、雑音を拾いにくく、鮮明な声を録音できます。

 

商品紹介や部屋の中のトーク、企画の撮影に適しています。複数人を同時撮影する場合でも、モノラルマイクで収録します。

 

ステレオマイクでトークを収録すると、声にパンチがなくなり、聞き疲れしやすい音質になります。

 

電源

マイクには電源が必要なものと、マイクジャックを差し込むだけで録音できる2タイプがあります。

 

電源が必要なタイプには、通常の乾電池を利用するもの、9V電池が必要なものがあります。

 

電源が不要なマイクは、とにかく気軽に撮影でき、構造もシンプルなので軽量です。

 

機動力を求めるには最高のマイクです。

 

一方、電源をカメラに頼るため、カメラの電池が若干早く減るのと、カメラが発するノイズを拾いやすくなります。

 

特に、「サー」といホワイトノイズは外部電源マイクに多く見られ、静かな場所でトークを録音する場合には気になります。

 

電池が必要なマイクは、マイクにアンプが搭載されていて、様々な設定ができます。

 

例えば、車の騒音を低減したり、室内のファンの音を低減することも可能。

 

外部電源に頼らないため、ホワイトノイズが入りづらく、非常にクリアな音質で録音できます。

 

マウント

動画が圧倒的に美しく撮影できるミラーレス一眼ですが、無視できない弱点があります。

 

それは、カメラの動作音を内蔵マイクが拾ってしまう問題。

 

ハンディカムと違い、ピント合わせは比較的大きな音で作動します。

 

また、歩きながら撮影したり、激しい動作の撮影は、マイクとカメラがこすれたり、コツコツという音が入ってしまうこともあります。

 

外部マイクはカメラの動作音を消すために必須です。ただし、カメラとマイクががっちりくっついてしまうタイプのマイクではあまり意味がありません。

 

カメラの振動や音をマイクに伝えないための、防振マウントが装備されている必要があります。

 

安いマイクに注意

一眼レフ用のマイクの中には、2000円から3000円ほどで購入できる極端に安いマイクが販売されています。

 

見た目もしっかりしていて、品質がよさそうに見えますが要注意。

 

激安マイクは、プアな部品が使われていて、ノイズがひどい場合や音質が悪いケースがほとんどです。

 

値段のわりに音質が良いマイクというのは存在しません。

 

レビューの中にはマイクの音質を聴き比べたところ、このマイクの音質の特徴は○○。高音域がクリアで低音が少なめ、など、マイクに焦点を絞ったものが多くあります。

 

一般的な視聴者は、この動画は「素晴らしい音質だ」と感じながら動画を見ることはありません。

 

例えば、テレビのバラエティ番組の収録には、1本数十万するマイクを使い収録しています。

 

ただ、バラエティ番組を見ていて、素晴らしい音質だ。なんてクリアな音質なんだ!と思うことはないですよね。

 

それよりも、タレントさんのトークの内容に没頭しているはずです。

 

あくまでも音は美しい映像に没頭するための素材であって、「音」を聞いているわけではないのです。

 

視聴者にとって本当にいい音というのは、映像に馴染む自然な音、強調されておらずナチュラルな音がいい音なのです。

 

安いマイクがいい音だという評価には、マイク単体の評価でしかありません。

 

言い換えれば、マイク単体で評価された音質というのは、どこか癖のある音質であることが多いです。

 

要するに、マイク選びは映像と自然に融合される絶妙な音質が求められるのです。

 

映像に馴染む音を収録できるマイクを作っているのは、長年マイクを研究している専門のメーカーだけ。

 

開発にはそれなりのコストがかり、激安で作ることは不可能です。

 

いいマイクほど高くなるのは現実であり、映像に馴染む音質を録音できるという意味で、視聴者に求められている映像を作るには、それなりのマイクを選ぶ必要があるということです。

トークなど企画モノの撮影用マイク

室内のトーク収録、外で自撮り、企画モノ撮影に適したマイクはモノラルマイクです。

 

電池が不要なタイプで圧倒的人気を誇るのが、オーディオテクニカAT9945CMです。

 

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このマイクを愛用しているユーチューバーは非常に多く、トークの収録ならこれ一機で対応できます。内蔵マイクとは歴然の差で、狙った音をクリアに収録。電池が不要なのでプラグを差し込むだけですぐに利用できます。

 

イヤホンやマイクの専業メーカーであるオーディオテクニカの技術が結集されており、その音質は圧巻。ウィンドジャマーを取り付ければ野外の自撮り撮影も可能。トーク系の撮影には必須ですね。

 

一方、電源は外部電源なので、ホワイトノイズが若干発生します。静かな場所での収録、完璧な音質を求めるユーチューバーには不向きです。

 

 

完璧な音を求めるならRODE VideoMic Proです。

 

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電源は9V電池を利用。高電圧で駆動力が高く、ノイズが少なく非常に迫力ある音を収録できます。

 

最近はテレビを見る人が減ってきている一方、ユーチューブをテレビで見る人が増加。また、パソコンやスマホのスピーカーの性能が上がっているため、視聴者の耳も肥えています。

 

ライバルと差をつけるためにも、より良い画質、より良い音質を求めた動画が重要で、そんな要求を満たすマイクです。

 

電池駆動でアンプが内蔵されているので、外部騒音を低減する機能や、小さな声を聞こえやすくする機能もついています。

旅行、キャンプ、料理に適したステレオマイク

声出ししない動画撮影や、周りの雰囲気を伝えたい動画に適したステレオマイク。

 

外部電源不要でプラグに指すだけで使えるマイクはTASCAMのTM-2X。

 

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ステレオマイクの弱点である、正面中央の音が弱くなる中抜けの少ないXY方式で、映像全面の音を表現できます。

 

また、長いアームが付属されていて、マイクをカメラから離れた位置に搭載できるので、カメラが発するノイズを拾いにくくなっています。

 

一方、やはり電源はカメラに頼るため、ホワイトノイズが気になるケースがあります。特に、鳥のさえずりなど、静かな環境下ではノイズが気になります。

 

外部電源を使って圧倒的高音質に録音できるのはRODE  Stereo VideoMic Pro Rycote。

 

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9Vの高電圧電源でアンプの駆動力が高く、楽器の演奏や調理の音、自然の音などその場の雰囲気をそのまま収録できます。

 

 

動画撮影を始めると、そのうち、モノラル、ステレオの2台のマイクが欲しくなります。

 

シーンによってマイクを使い分けるためです。

 

そんな中発売されたのがAZDEN SMX-30

 

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ステレオとモノラルを切り替えて利用できる、まさに一眼レフ動画マイクの革命を起こした商品です。

 

一般的に、ステレオマイクのモノラル録音は、ステレオマイクで収録された音を融合してモノラル化しているだけですが、SMX-30はモノラルとステレオそれぞれ専用のマイクを装備しています。

 

ステレオは広い音を収音し、モノラルは前方の人の声を集中的に録音できます。

 

これ一台あれば、ほぼすべてのシーンに対応することから、国内外問わず、ユーチューバー、映像クリエイターに圧倒的支持を得ています。

 

電源は単三乾電池なので、9V電池を探す必要もありません。

 

ちなみにアツデンは、放送業界でよく使われているマイクであり、業界標準なので品質も抜群。

 

 

まとめると、トークの撮影だけならモノラルマイク、雰囲気を撮影するならステレオマイク。

 

マルチに活動するユーチューバー、クリエイターならSMX-30が間違いないでしょう。



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