ステーキのおいしい焼き方
ステーキの正しい焼き方を紹介します。
焼き方一つでステーキのおいしさが全然違うのでぜひ試してみてください。
肉選び
ステーキのおいしい焼き方は肉選びから始まります。
スーパーの安いステーキに肉には、当たり外れの差が大きいことはご存知の通り。
前回おいしかったが今回はひどい肉だ、なんてことはあるあるですよね。
ステーキのおいしさは、お肉で7割決まります。
ステーキの好みは2タイプあります。
1つは霜降り高級和牛。
実は、霜降りの高級ステーキの調理は簡単です。
焼き方の差はほとんどなく、フライパンで焼けば誰でもおいしく調理できます。
焼き方の差で味が決まるのは、赤身のステーキ肉。
スーパーの特売になるような赤身肉は、質が良いものが混じることは稀です。
良い赤身肉は、焼いたときに水分が出ず、ジューシーで柔らかく仕上がりますが、悪に赤身肉は、焼いている途中にどんどん水分が出てきてしまい、焼きあがったら水分の抜けた固い肉になります。
豚肉でも牛肉でも経験があるかと思いますが、スライス肉をフライパンで焼いたときに、水たくさんでてくる肉は鮮度も肉質も低い証拠です。
ステーキも同様で、焼いているときに水分が出ず、常にジュージュー焼けるお肉がおいしいです。
上質でジューシー、しかも鮮度が良く安いステーキ肉を提供しているのがミートガイ。
冷凍ではなく、冷蔵のお肉も選べるので、解凍の手間がかからず、とにかくおいしいショップさんです。
写真からは想像つかないほどジューシーな赤身肉です。
早速実際に注文しました。
今回は楽天を利用します。
ステーキ肉の焼き方
1sは冷蔵で届きます。
配送業者はヤマト運輸のクール便。送料込みです。
しっかりと真空パックされています。賞味期限は到着から1週間ほどと、お肉好きなら1人でも十分に食べきれます。
おいしいステーキを焼くにはスジを取り除くことが重要です。
焼いてから取り除いた方が、スジ周辺のうまみがお肉に行きわたるのでおすすめ。
包丁で示した筋の部分以外に筋はないので、赤身は柔らかく、包丁もすっと通ります。
今回は400gくらいに切り分け、スジを切り落とし、ステーキ肉と一緒に焼きます。
相することでスジと周辺の脂が溶け出し、おいしいステーキが出来上がります。
焼き方です。
初めに強火でフライパンを温め、煙が出るほどに温まったら、サラダ油を多めにひきます。
ヘルシーにしようと油を薄く引くのは間違いです。
油を多めに入れてもお肉に吸収されることはなく、むしろ余分な脂が油の中に溶け出すので、多めサラダ油を入れた方がヘルシーに仕上がります。
また、お肉に早く火が通ります。
油を薄く引くと、フライパンとお肉が接する面しか加熱されません。
お肉はデコボコしていて、フライパンに接する面が小さくなり、火が通りずらく、時間をかけていると水分が飛んで固くなります。
油がお肉のデコボコに入り込み、まんべんなく加熱されるので素早く火が通り、ジューシーに仕上がります。
両面を強火でしっかりと焼いたら、アルミホイルをかぶせてとろ火で焼きます。
このくらいの厚さのお肉なら約5分です。
焼いてからアルミを巻いて休ませると、うまみが入った肉汁が外に出てしまいます。
5分焼いたら完成。
ミディアムレアです。
一見すると、水分がなさそう。しかし、水分が肉に閉じこもっているだけで、めちゃくちゃジューシーなのです。
ステーキソースをかけて頂きます。
お肉の芯まで熱が入っているのに、柔らかく、口に入れるとジュースが出てくるほどジューシーでおいしいです。
写真を見て分かるように、ありがちな赤身のジュースが一切漏れていないです。
良い赤身肉を使い、正しい焼き方をすれば誰でもお店以上のステーキが作れます。
特別な日は、お店でステーキを食べるのではなく、良質な赤身肉と正しい調理法で、家ステーキを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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