夜のお店は社会人の常識をわきまえましょう
これから社会人になるあなた、社会人になったばかりのあなた。
先輩に誘われて、キャバクラやスナック、クラブに行く機会が増えますね。
お酒を飲みながら先輩や友人と楽しむことは、互いの関係を近づけるチャンスになります。
どの種類のお店でも、女の子とお酒を飲んだりカラオケをしたりする点は共通ですが、それぞれのお店にはルールがあります。
大人への一歩として、これらのお店のルールや遊び方について詳しく勉強してみましょう。
キャバクラ、スナック、ラウンジ、クラブの違い
どのお店にも共通しているのがお酒を飲んで女性と楽しむということですね。
しかし、これらのお店は少しづつ遊び方が異なります。
では、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
キャバクラとは
セット制になっていて、1セットごとに料金が決まっています。1セットは50分で設定しているお店が大半です。
安いキャバクラは19時より早い時間に入店すると1セット3,000円以下で入店できるお店もあります。
一般的には1セット3,000円〜7,000円の料金設定が多いです。
入店前に1セットの料金を確認しましょう。そして、料金システムについても確認しておきましょう。
客が飲むお酒はセット料金に含まれています。
飲み物の種類はビール、焼酎、ウイスキーが一般的で、好きな割方を指定できます。
無難なのがビールで、他に焼酎の水割りやお茶割り、ウイスキーの水割りを頼むことが多いですね。
女の子が飲むお酒はセット料金に含まれていないキャバクラが多いです。女の子が飲むドリンクの相場は1杯1,000円〜。こちらも事前に確認しましょう。
セットの終了時間が近づくと、スタッフさんが延長の確認に来ます。
延長料金は、最初の入店と値段が違うことが多いので必ず確認しましょう。
値引きについてですが、キャバクラでは必ずといっていいほど値引きすることができます。
1おしだけでなく、2おし、3おしが通用します。看板に7,000円と書いてあっても4,000円で入店できるお店もありますので、必ず値引き交渉をしてから入店しましょうね。
スナックとは
キャバクラと異なりスナックにはセット料金がありません。入店したら閉店まで居ることもできます。
料金は席料とボトル代が必要です。席料は3,000円〜6,000円が相場です。
ボトル料金は3,000円〜8,000円です。また、お店によってはハウスボトルといって、席料に飲み物料金が含まれている場合があります。入店の際に確認してみましょう。
他に、氷やお水が有料のお店もあるので、初めていくお店では確認してみましょう。
支払い総額は大体4,000円〜8,000円になります。
ラウンジとは
スナックの高級版です。席料は5,000円〜10,000円が相場になります。
ドリンクもスナックに比べて少しグレードが上がりますが、基本的なシステムはスナックもラウンジも同じです。
クラブとは
スナックやラウンジと似ていますが、料金がぐっと上がります。
席料は10,000円〜50,000円が相場です。ドリンクは最も安いもので10,000円、上限はありません。
女性の飲み物はボトルで注文するのが基本になり、最も安いワインのハーフボトルが10,000円〜。シャンパンは30,000円〜が相場です。
女性のドリンクをグラスごとに注文できるお店もあります。相場は1杯2,000円〜です。
女性の気遣いや、質、お店の雰囲気はスナックやラウンジと比べ物にならないくらい素敵です。
超がつく高級クラブから普通のクラブまで料金に開きがありますが、安いクラブで支払い総額20,000円から楽しめるお店もあります。
もちろん家が買える値段で遊ぶこともできますよ。
キャバクラのルール
ここからは、それぞれのお店のルールを紹介します。お店のルールは非常に重要で、知らずに遊ぶと雰囲気を悪くしてしまいます。必ずルールはマスターしておきましょう。
キャバクラに入店すると席に案内されます。先輩や上司と行くケースが多いと思いますので、目上の方には必ず上座に座ってもらいましょう。
上座に上司や先輩が座ればお店の人も接客しやすくなります。お酒を出す順番や、女の子を付ける順番がスムーズになります。
席に座ると女性が来ます。基本的にはマンツーマンで、客一人に対し女性一人がやってきます。
もし女性が不足しているときは、目上の方に優先して女の子を紹介します。
自分が飲むお酒を注文し、お酒が来るまでは先輩を交えて皆で会話をしましょう。個人プレーに走ってはいけません。
全員のお酒が届いたら乾杯しましょう。その後は自由に女の子との会話を楽しみましょう。
盛り上がってくると女の子が「ドリンクを頼んでもいいですか?」と聞いてきます。先輩と一緒の時は先輩に判断をゆだねます。
キャバクラの料金は個人清算ではないので、勝手に注文すると雰囲気が悪くなります。ここでも必ず目上の方を優先しましょう。
お店によりますが、1セット中に女の子が2〜3人ほど入れ替わります。お気に入りの子を見つけたら指名しましょう。
指名料金は1セットあたり1,000円〜3,000円が相場です。
女の子とドリンクの料金は、女の子の売り上げになり、そのまま財布に入ることが多いので、指名とドリンクを注文することで女の子との距離がぐっと縮まります。
1つ注意点は、一度指名したらそのお店では指名した女の子以外は指名してはいけません。これは重要なポイントです。セットが変わっても指名し続けます。次回来店時もその女の子を指名します。
キャバクラでは女の子同士が売り上げ競争をしているので、指名を変更するのはルール違反で雰囲気が急に悪くなります。
スナック、ラウンジ、クラブのルール
キャバクラと違い、スナックやラウンジ、クラブには暗黙のルールがあります。確認してみましょう。
まずお店に入店し、キャバクラと同様に目上の方を上座に通します。
女性がやってきてドリンクを聞かれるので注文します。ドリンクメニューから、好きなボトルを選びましょう。
ボトルが席に到着すると女性がドリンクを作ってくれます。好みの飲み方を伝えましょう。
スナックやラウンジ、クラブは基本的に指名というシステムはありませんが、気に入った女性が見つかったらそれとなく気に入っていることを伝えましょう。
キャバクラと同様に、女の子は自分のお客を持っています。はっきり指名を伝えなくても、次回来店時には同じ女性が付いてくれます。
言い換えれば、暗黙の指名がお店に伝わっているときは、他の女性と深い関係になってはいけません。
お気に入りの女の子がずっと隣にいるわけではないので、いろいろな女性と話すことができますが、暗黙の指名の女性には他の女の子よりも特別扱する必要があります。
例えば、お気に入りの女性がいる時だけドリンクを注文したり、カラオケを歌ったりするなどです。
ここで注意点です。スナック、ラウンジ、クラブには同伴やアフターがありますが、指名の女性以外とは行ってはいけません。これはお店の暗黙の基本的なルールです。
ルールを守らない場合、非常識な客として扱われてしまいます。
また、自分が飲むボトルは必ずキープしましょう。飲み干してから退店してはいけません。もし飲み干したタイミングで退店するときは、新しいボトルを入れてからキープして帰りましょう。
なじみの客は、お店にある程度ツケを残したまま愉しみます。これは、お店に借りがあり、今後も必ず来ますよというサインです。しかし、なじみになるまでは、ボトルで必ず次回来るサインを残しておく必要があります。ツケを清算することは、お店との縁を切ることと同じ意味を持ちます。
ツケといっても、どんどんつけてしまってはいけません、ツケの相場は、そのお店の1回分ほどです。常にそのぐらいのツケを残して楽しみましょう。
ただ、常連になるまではツケることは出来ないので、ボトルキープを続けて常連になりましょう。
もう一つポイントです。
キャバクラと違い、高級店では女の子同士の争いがありません。
理由は、女の子の客が決まった後は、そのお客さんの売り上げはすべて指名の女の子の売り上げになるからです。
自分の隣に指名以外の女の子がいる時に頼むドリンクの料金も、すべて指名の女の子の売り上げになります。
指名の女の子が休みの日に、自分がお店で使った金額もすべて指名の女の子の売り上げになります。
よって、女の子同士が売り上げ競争にならないので、女性同士の関係は良好です。質の高い接客を楽しめる理由の一つですね。
まとめ
キャバクラ、スナック、ラウンジ、クラブにはそれぞれ独自のルールや遊び方があります。
そのルールは決して張り紙に書いてあったり、テーブルに置いてあるわけではありませんが、これらのルールは絶対に守りましょう。
これが社会人、大人の常識です。ルールを理解しつつ、おいしいお酒を飲み、女の子と楽しい話を弾ませましょう!
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