世界最強の戦車M1エイブラムスが強い理由とその伝説を紹介

世界最強の戦車M1エイブラムスが強い理由とその伝説を紹介

M1エイブラムスは世界最強

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世界最強の戦車といえばアメリカ軍が保有するM1エイブラムス。

 

なぜM1エイブラムスが世界最強なのかその理由を紹介します。

M1エイブラムスとは

M1エイブラムスは、アメリカが単独で開発し、1980年に正式採用された第3世代主力戦車です。アメリカ陸軍およびアメリカ海兵隊が採用しています。

 

M1エイブラムス最大の特徴はエンジンです。

 

多くの国では、戦車のエンジンはディーゼルエンジンを採用していますが、M1エイブラムスはガスタービンエンジンを動力としています。

 

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ガスタービンエンジンはジェット戦闘機のエンジンと仕組みは同じであり、燃料の燃焼等で生成された高温のガスでタービンを回して回転運動エネルギーを得る内燃機関のことです。

 

ガスタービンエンジンは始動時間が短く冷却水が不要なので、出力のわりに小型化できるメリットがあります。要するに軽くてパワーのあるエンジンということです。

 

ディーゼルエンジンに比べ、高回転型のエンジンで、減速機を通すことで優れた瞬発力を発揮できます。

 

また燃料の許容範囲が広く、戦地で調達する燃料を選ばなくても良いところも優れた点です。

 

半面、非常に燃費が悪く、リッター0.4qしか走りません。しかも、ガスタービンエンジンは起動しているだけで燃料を大量に消費し、戦車が停止している状態でも1時間に45リットルもの燃料を消費します。

 

よってM1エイブラムスの燃料タンクは約1900リットルと巨大です。ちなみに自衛隊が誇る最新の10式戦車の燃料タンクは約880リットルなのでM1エイブラムスの燃料タンクの巨大さがわかります。

 

この燃費の悪さから、アメリカ軍は補給部隊も大規模なものになっています。

 

 

ちなみにイラク戦争のアメリカ軍の戦術は記憶に新しく、また衝撃かつ華麗な作戦でした。

 

アメリカはメディア工作で敵をおびき出し、一気に攻撃撃破する戦術で大成功を収めたのです。

 

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2003年3月19日にイラクに攻撃を開始したアメリカ軍は、わずか1日で制空権を確保しました。(制空権については最強のアメリカ軍だけが装備できるA10サンダーボルトとAC130を参考に)

 

翌20日にアメリカ軍はM1エイブラムスを先頭に大規模な地上戦を仕掛けます。

 

当時、イラク攻撃に対し批判的だった報道各社は、作戦はうまくいかないと繰り返し報道していました。

 

そしてアメリカ軍が報道各社に戦況を報告します。

 

「作戦は順調だ。一部補給に問題があるがすぐに解決する」と。

 

アメリカ軍は報道各社に、補給が遅れているという部隊を取材させます。

 

映像には、燃料や食料、武器の補給が遅れていて、十分に活動できない様子の戦車部隊がそこにありました。

 

この情報をもとに、メディアは一斉に、「アメリカ軍が苦戦、補給路が伸び切っており、前線に物資が届いていない。当初の予測通り、作戦は失敗するだろう」と。

 

この報道によって、軍事評論家は一斉にアメリカを批判します。

 

「予想通りの展開だ。イラク戦争は失敗する。アメリカは介入するべきでなかった」と。

 

しかしこれは、メディアをも利用したアメリカ軍の作戦でした。

 

当時、イラク市街地には、敵戦闘部隊が市民を盾に市街地に立てこもり、攻め込めば市民への被害が予想されました。

 

各国メディアの報道を見たイラク軍部隊は、アメリカ苦戦の情報を基に、街から出て一気に攻勢をかけようとします。

 

しかし、実際にはアメリカの戦闘準備体制は完璧であり、出てきたイラク軍部隊を即刻殲滅しました。

 

戦闘は兵器や兵士の戦闘であると同時に情報戦でもあります。

 

イラク戦争開戦初期は、メディアすらアメリカ軍に利用され、報道を信じたイラクをアメリカが撃破したのです。

 

M1エイブラムスの燃費の悪さは、強大なアメリカ軍にとって全く懸念されないということです。

M1エイブラムスの防御は最強

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M1エイブラムスのもう一つの特徴は優れた装甲にあります。

 

最新のM1エイブラムスの装甲は、対タングステン/劣化ウラン弾芯APFSDS対応の劣化ウランプレートを装備しており、並みの戦車砲では破壊できません。

 

M1エイブラムスの装甲の強さにも伝説があります。

 

湾岸戦争において、ユーフラテス河畔に進撃途中のM1A1一両が、雨でぬかるんだ泥穴にはまって味方部隊から脱落し、移動不能な状態で3両編制のT-72部隊に遭遇しました。

 

この状況、戦車戦において絶体絶命です。戦車戦は先に見つけたほうが勝つといわれるほど、いかに敵を発見し攻撃するかに勝敗がかかっています。

 

T-72はM1めがけて125mm滑腔砲による成形炸薬弾を発射、M1A1の砲塔正面に命中しましたが、重大な損傷とならず、M1A1が反撃で放ったAPFSDSは、砲撃してきたT-72の装甲を貫通、内部の砲弾を誘爆させ砲塔を吹き飛ばしました。

 

また、別のT-72による砲撃も、M1A1の装甲を貫通できず、前進を中止し逃走したこの車両も、M1A1から機関室へ攻撃を受け、エンジンを破壊されました。

 

残った最後の1両のT-72はさらに前進し、M1A1との距離を400mまで詰めて鋼鉄弾芯の徹甲弾を発射。M1A1の砲塔へ命中しましたが、M1A1は防弾鋼板が少しへこんだだけでした。

 

このT-72は逃走せず砂丘の陰に隠れましたが、M1A1の熱線映像装置により、砂丘上空にT-72のエンジンから発せられる高温の排気ガスを発見し、これをもとに砂丘越しに砲撃を行い、T-72を撃破しました。

 

全く身動きのできないM1エイブラムスは、敵の攻撃を受けながら破壊されず、3両の戦車を破壊したのです。

 

 

この話、まだ続きがあります。

 

M1エイブラムスは自力でぬかるみから脱出できず、装甲車2台でけん引するも脱出できませんでした。

 

最新戦車が敵に鹵獲されないよう、別のM1A1によって破壊することになります。

 

M1エイブラムスはぬかるみにはまったM1エイブラムスに向けて2発の120mm砲弾を発射し、砲塔正面に命中しましたが跳ね返されてしまいました。

 

三発目に装甲が比較的薄い後部を攻撃し貫通、砲塔内の弾薬庫を誘爆させることに成功しましたが、設計どおりに砲塔上面のブローオフパネルが吹き飛んで爆炎は車外に放出され、同時に自動消火システムが作動し、乗員区画が破壊されませんでした。

 

脅威の防御力です。

 

結局破壊は断念され、別の回収車の到着により引き上げられ、砲塔を付け替え、同車は再び戦場に復帰しています。

 

 

まさに防御力も最強の戦車とうわけです。

M1エイブラムスの攻撃力

M1エイブラムスの攻撃力も最強です。

 

ラインメタル社製44口径120mm滑腔砲のライセンス生産であるM256を装備し、APFSDSの弾芯には劣化ウランを使用し、装甲貫徹力を高めています。

 

劣化ウラン弾は健康被害の問題も提起されていますが、自衛隊が採用するタングステン弾芯よりもさらに硬く、敵戦車の装甲を軽々貫くパワーを秘めています。
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このように、M1エイブラムスは防御攻撃ともに世界最強の戦車です。

 

アメリカ軍のこの最強のM1エイブラムスを約6000両保有しており、これらが戦場に投入されれば各車両がネットワークで結ばれ攻撃を行います。

 

最強の空軍による制空権確保、最強海軍による制海権確保、最強陸軍による実行支配。アメリカは常に世界最強の組織を維持しているわけです。



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