航空自衛隊と中国空軍の徹底比較〜アメリカについていけるのか〜

航空自衛隊と中国空軍の徹底比較〜アメリカについていけるのか〜

空軍の重要性

航空自衛隊,中国空軍
空軍は戦時、特に開戦初期に最も重要な役割を果たします。

 

それは、戦争の優位性は制空権で決まるからです。

 

制空権については別記事で述べていますのでここでは述べませんが、制空権を確保し、戦地上空の管制を牛耳れば、航空支援が容易になり地上戦も有利になります。

 

よって、各国空軍は制空権確保のために最先端の技術を投入し空軍を育てています。

 

近年、中国軍は近代化を進めており、すでに航空自衛隊のエアパワーを圧倒しつつあります。

 

アメリカ、中国、日本の戦闘機について詳しくみてみましょう。

主力戦闘機の比較

制空権確保のための戦闘機は、まさに空対空戦闘に特化した戦闘機です。

 

敵の主力戦闘機を無力化することを想定されて作られており、機動力、攻撃力、スピード、秘匿性は最強です。

 

この空対空戦闘機は2種類に分類されます。

 

一つは最強の戦闘機で、もう一つが数をそろえるために若干性能を落とした戦闘機です。

 

アメリカ軍の最強戦闘機はF22、2番目がF35です。

 

F35については、世界で2番目に強いステルス戦闘機F35の最強バトルで詳しく紹介しています。

 

F22戦闘機の前世代はF15、F35の前世代がF16戦闘機で、アメリカ軍は、高性能と中性能戦闘機のHi.&Lo.MIXで制空権確保戦闘機を運用しています。

 

航空自衛隊,中国空軍

 

その数は膨大で、空軍だけでF22が180機、F35が100機、F15は250機、F16は1000機保有しています。

 

このF16は順次F35に切り替えており、空軍のF35は約700機ほどになると見込まれています。
航空自衛隊,中国空軍

※quotationWikipedia

 

アメリカは空軍以外に、海軍と海兵隊も制空戦闘機を保有しています。

 

海軍のF/A-18が860機、これが近いうちにF35に置き換わります。

 

海兵隊にはF/A-18が250機と垂直離着陸戦闘機ハリアーも配備されていますが、これをすべてF35に置き換え、さらにF35を増強し、合計420機調達予定です。

 

海兵隊が航空機を増強する理由は世界最強の米海軍の中でも中核を担う空母打撃群の戦闘力は?の後半の遠征打撃群に紹介しています。

 

海兵隊の主力はハリアーでしたが、ハリアーには制空権確保力が乏しいものでした。

 

これがF35に置き換わることで、戦闘力が急激に上がり、遠征打撃群が空母打撃群並みの戦力を手に入れることになります。

 

F35の登場で、一時は消滅しかけたアメリカ海兵隊の地位がますます向上し、海兵隊が陸海空に並ぶ軍組織として地位を確立しました。

 

 

話がそれましたが、アメリカ軍は近い将来、制空戦闘機はF22とF35の2機種に統一され、その総数はF22が180機、F35は2000機を超える戦闘機を揃えます。

 

恐るべしアメリカ軍ですね。

 

 

次に中国です。

 

主力戦闘機はSu-27とJ-11です。

 

J-11はSu27をベースに中国がロシアからライセンスを購入し、自国で生産しています。

 

航空自衛隊,中国空軍
Su27※quotationWikipedia

 

航空自衛隊,中国空軍
J11※quotationWikipedia

 

この2つの戦闘機はF15やF16戦闘機の世代と同じ分類で、戦闘力は同等以下といわれています。

 

中国はこの戦闘機を180機保有しています。

 

現状、中国空軍は自衛隊に追いついていませんが、今後、近代化が加速します。

 

まず、制空戦闘機とマルチロールの兼用のJ-20を開発中で、F22と同様、第5世代の戦闘機となります。

 

そして、アメリカのF35に対抗するJ-31を開発中で、2025年に作戦能力を獲得する予定となっています。

 

J-31はF35と形状が似ており、F35の情報流出がうわさされており、かなり高性能な戦闘機であることが考えられています。

 

航空自衛隊,中国空軍
J20※quotationWikipedia

 

航空自衛隊,中国空軍
J31※quotationWikipedia

 

中国空軍の制空戦闘機の数はそれほど多くありませんが、今後急激な増強が確実となっています。

 

 

続いて自衛隊です。

 

航空自衛隊,中国空軍

 

主力戦闘機はF15で数は201機と中国と拮抗しています。

 

ほかにF4という戦闘機も現役で飛んでいますが、1世代前の古い機種で、米軍が「まだとんでいるのか!」とびっくりする代物です。

 

F4は2020年頃に退役を予定していて、それがF35に置き換わり、F35を42機調達予定です。

 

自衛隊はF22の調達を失敗しているので、日本の制空主力戦闘機はF35になる予定です。

 

おそらくF15の後継機は、第六世代戦闘機が登場するまではおあずけです。

 

このほかに、自衛隊はF2という、F16をベースに独自に開発したマルチロール戦闘機を保有しています。

 

航空自衛隊,中国空軍
F2※quotationWikipedia

 

日本は海に囲まれた国であり、戦時には制海権を死守する必要があります。

 

よってF2は主に対艦目的に設計されています。

アメリカ軍の強さが際立っている

制空戦闘機の現状はアメリカが、2200機以上。中国が180機、日本が201機ほどです。

 

 

比較のまとめでは、毎回アメリカ軍が最強という結論になりますが、今回も同様の結果です。

 

航空自衛隊は世界的に見ても、トップクラスの実力を持っていますが、アメリカと比較すると天と地ほどの差があります。

 

今後、中国空軍は近代化を一層進め、質と量が向上していきます。

 

一方、日本はF35を導入しますが、数は現状維持といったところです。

 

今後もアジア地域における中国の動向と、アメリカのアジア戦略の動向が重要になるのは変わりありませんね。

 

圧倒的パワーを持つアメリカは、1隻で1国の軍事力の力に匹敵する空母打撃群を11個持っています。

 

そんな空母打撃群の詳細と、中国を一瞬でねじ伏せたパワーを世界最強の米海軍の中でも中核を担う空母打撃群の戦闘力は?で紹介しています。

 



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