マシンガンのすべて | 威力・連射速度・ランキングを解説

マシンガンとは

マシンガン,機関銃,機関砲,威力
マシンガンとはいわゆる機関銃のことですが、機関砲も含め、連射する銃、マシンガンの威力や連射速度を詳しく解説します。

マシンガンの特徴

マシンガンには様々な種類の銃があります。

 

狭義では機関銃に相当しますが、機関砲など巨大な連射式銃もマシンガンとして紹介しましょう。

 

マシンガンのメリットは何といっても連射性能。一度引き金を引くと、高威力の銃弾が発射し続けるため、弾幕を張ったり、銃弾を目標に集中させ敵を一瞬で制圧することができます。

 

今回は威力が低いものから順に紹介しましょう。

 

まずはマシンピストルです。
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見た目はハンドガンそのものですが、引き金を一旦引くと、引き金を離すまで弾丸が出続けます。

 

その連射速度は意外に早く、一瞬で弾倉を空にします。ハンドガンはもともと単発で発射するのに適したつくりになっており、連射する際にかなりの反動が発生します。

 

動画を見ると、その連射速度と反動の大きさが伝わってきます。

 

拳銃型のマシンガンをマシンピストルといいますが、もう少し大きなタイプのマシンガンをサブマシンガンと呼びます。

 

銃弾はハンドガンと同じタイプのものを利用するため、一発の威力は拳銃と同等です。

 

しかし、連射することを前提に設計されているため、マシンピストルのように反動を抑えきれずに銃口が跳ね上がってしまうこともなく、狙いを定めて銃弾を浴びせることが可能です。

 

これがサブマシンガンに伝わって使われる銃弾。拳銃の銃弾サイズと同じです。左から五番目までが拳銃やサブマシンガン用の弾丸で、全長が短く、先が尖っていないのが特徴です。
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この弾丸を連射専用のサブマシンガンに装填すると、あとで紹介するアサルトライフル並みの連射で敵を制圧します。

 

サブマシンガンは、特殊部隊など、比較的狭い場所や機動力を重視する部隊に採用されています。

 

世界で最も多く軍に利用されているのが、アサルトライフルタイプのマシンガンです。

 

銃弾は写真の右側、先がとがっているものが利用されています。
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拳銃用の弾丸に比べ圧倒的な威力を持っており、一発当たりの威力は一般的な拳銃弾丸の約5倍です。高威力の弾丸を連続して発射します。

 

現在アメリカ軍が正式採用しているアサルトライフルのマシンガンはM16A4です。

 

M16シリーズは、A1、A2、A3と続き、最新のA4を開発し陸軍、海軍に導入しました。

 

写真は上からA1、2、3、4と続きます。
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全世界で800万丁というとんでもない数が生産され、世界で最も生産されたマシンガンとなっています。

 

M16シリーズがアメリカ軍に採用される前は、7.62×51mm NATO弾という、現在採用されている5.56×45mmよりも巨大な弾丸が使われていました。

 

威力は強大ですが、反動が大きく連射時の命中率が悪かったため、現在の弾丸サイズに統一されました。

 

ちなみに5.56×45mmという弾丸は、アメリカと同盟を結ぶNATOの統一規格となっており、世界中で生産されるアサルトライフルタイプの様々なマシンガンに利用できるように設計されています。

 

M16A4の特徴は、初期型に比べ、精度を大幅に向上させ、スコープやレーザーサイト、グレネードランチャーなどのコンポーネントを簡単に装着できるように作られており、陸軍や海軍の様々な要望に応えるマシンガンとして圧倒的な支持を得ています。

 

連射速度は1秒間に15発とかなりの速さです。

 

M16A4が長年使われていますが、ここ最近アメリカ軍は新型マシンガンのSCARを導入しようとしています。

 

SCARの最大の特徴は汎用性の高さです。

 

これまで、特殊部隊が使用するマシンガン、一般的な陸軍や海軍が利用するマシンガンは異なるモデルでしたが、SCARはそれをすべて統一します。

 

さらに、5.56×45mm弾のみでなく、より威力が高い7.62×51mm弾もモジュラーの交換で簡単に変更できることから、SCAR一つによってさまざまな任務をこなすことが可能になります。

 

SCARはすでに20か国近い国で採用が始まっており、より軽量で機動力が高く汎用性の高いマシンガンとして評価されています。

 

ここまでは兵士一人で扱えるマシンガンを紹介ましたが、以降は1人では扱えない巨大なマシンガンになっていきます。

 

高威力、後方支援で有名なマシンガン、それはブローニングM2重機関銃です。名前に入っている通り、重機関銃となっており、銃弾は先ほどのアサルトライフルを遥かに上回る12.7mm弾を使用しています。
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ブローニングM2重機関銃の用途は様々で、兵士が数人で運ぶタイプやハンヴィーなどの軍用車両に乗せるタイプ、軍用艦やヘリコプターや戦闘機に搭載するタイプも開発されています。

 

本体のみで約40s、三脚を含めると60sと超ヘビー級であり、地面に固定して発射されます。

 

基地の防衛や、要所防衛などに設置・固定されているケースが多く、一度火を噴くと敵を木っ端みじんに粉砕します。

 

銃弾はベルトでつながれ、ベルトが続く限り無限に連射出来ますが、100発ほど打つと砲身は200℃以上の高温となるため、基本的には3発から10発程度のバースト連射で使用されることがほとんどです。

 

銃弾のサイズが大きくなり、連射速度にも限界があり、1秒当たり8発程度が限界となっています。

 

一方、ヘリや航空機に搭載するために、連射速度を約2倍にアップさせたブローニングM3重機関銃もあり、こちらは1秒間に15発と小型のマシンガンと変わらない高速連射が可能になっています。

 

連射速度が速くなるため、砲身が高熱になることら、砲身が放熱しやすいように穴がたくさんあけられています。

 

この連射速度で巨大な銃弾が降り注いだらひとたまりもありません。

 

マシンガンもこのサイズ、このレベルになると、発射された弾丸による熱の対策が重要になってきます。

 

この熱をうまく拡散し、連射速度を高めたマシンガンがガトリングガン、ガトリング方です。

 

ガトリングガンを大きく分けると2タイプになります。

 

一つはミニガン、もう一つはガトリング式機関砲です。

 

ミニガンで最も有名なのがM134です。銃弾はアサルトライフルで使用する弾丸のうち、より大きな方で、7.62mm弾丸が使用されます。
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砲身(バレル)が6本あり、モーターでバレルを回転させながら連射します。

 

連射速度は驚異的で、1秒間で最大100発の弾丸を敵に浴びせます。

 

発射音を例えるなら「ババババババババ」というより「ドゥルルルルルルルル」という感じ。ミニガンに狙われたらもう逃げ場はありません。

 

このミニガンを大きくしたガトリング式マシンガンがM61バルカンです。
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すでにサイズは普通乗用車並みとなり、連射速度は1秒間に100発、使用する弾丸は20oと巨大です。
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このサイズの弾丸、いや、すでに大砲といっても良いサイズの弾頭が1秒間に100発飛んできます。

 

車だろうが装甲車であろうが木っ端みじんになってしまいます。

 

M61は、戦闘機の機関砲として搭載されたり、イージス艦やフリゲート艦の甲板に搭載され敵を威嚇、破壊します。また、空母打撃群をミサイルから守る最後の砦、CIWSにも搭載され、その威力を発揮しています。

 

そして、世界最速・最強のマシンガンがA10サンダーボルト攻撃機に搭載されたGAU-8 アベンジャーです。
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連射速度は最大秒速100発。30oという超巨大な弾丸が連射されるマシンガンです。
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もうこれは弾丸ではなく、戦車などに搭載する大砲レベル。これだけ巨大な弾丸を1秒間に100発。巨大なビルを崩壊させることができますね。車がGAU-8に攻撃されるシーンです。連射の凄さと1発あたりの威力を実感できます。

 

拳銃サイズから、一軒家サイズの各種マシンガンを紹介しました。

 

様々な用途にこれらのマシンガンがチョイスされ、ターゲットは人から車、装甲車、戦車、建物まで様々です。

 

今後、レーザー兵器の登場で、火薬を用いる弾丸の武器は減ってくると予想されていますが、しばらくはこの高速連射、高威力兵器が使用され続けそうです。



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