実用段階に入るレーザー兵器のすべて

実用段階に入る最強のレーザー兵器のすべて

戦場を一変させるレーザー兵器

インタレスト
これまでの戦いは、物理量の大きな物体を戦線へ投入することがすべてでした。

 

銃弾、戦車砲、ロケット砲、弾道ミサイル、巡航ミサイルなど、これらすべては物体を敵の近くに運ぶ、いわゆる物理的兵器でした。

 

しかし、近年、アメリカ軍は戦い方に革命を起こすレーザー兵器の開発を急ピッチで進め、配備しようとしています。

 

戦争が一変するとみられるレーザー兵器についてい見てみましょう。

既に利用されるレーザー兵器

アメリカ軍が既に艦船に配備しているXN-1はLaWS(レーザー兵器)と呼ばれ、敵ゴムボートを無力化したり、航空機を撃墜する能力を手に入れています。

 

実際にボートや航空機を撃墜する動画はこちらです。

 

レーザーそのものは目に見えませんが、目標を撃破しています。

 

この兵器の恐ろしさは驚異的な命中率です。

 

現在、船の防衛の主力はファランクスCIWSやボフォース57mm砲です。

 

CIWS
インタレスト

※quotationWikipedia

 

 

ボフォース57mm砲
インタレスト

※quotationWikipedia

 

CIWSは毎分数千発の銃弾で弾幕をつくり、敵の航空機やミサイルを迎撃、ボフォースは弾頭を敵の近くで破裂させることで迎撃をします。

 

しかし、これらの兵器には弱点があります。

 

それは、発射された弾丸が遅いということです。

 

敵の飛行機やミサイルは高速で移動しており、迎撃するためには位置を先読みして発射しなくてはなりません。

 

 

現在、CIWSやボフォースは、敵の位置、速度、発射される弾丸の軌道を瞬時に計算し、敵を迎撃できるようにしていますが、風の影響や、短時間における敵の軌道変化には対応できず、どうしてもうち漏らす可能性がありました。

 

 

レーザー兵器はCIWSやボフォースが持つ弱点を完全に克服しています。

 

レーザーの到達速度は光の速度です。

 

光は秒速30万キロメートルです。

 

地球一周が4万キロメールなので、光は1秒で地球を7回半回ります。

 

 

よって、敵のミサイルや飛行機など、停止しているに等しく、命中率は100%になります。

レーザー兵器の3つの段階

レーザー兵器の最終目標は、敵の物理的直接破壊です。

 

レーザーを照射し、敵の装甲を破壊し粉砕します。

 

しかし、それには莫大なエネルギーが必要で、現在はまだ開発されていません。

 

 

レーザー兵器には3つの段階があります。

 

レベル1が、敵の電子機器破壊です。

 

レーザーを敵の電子機器や回路に照射し、コンピューターに異常を起こさせ制御を不能にします。

 

この段階では、遠く離れた巡航ミサイルや戦闘機などには有効ですが、すでに弾道が決定されたミサイルや弾丸には効果がありません。

 

 

レベル2が熱による内部破壊です。

 

レーザーを敵の弱い部分、つまり、巡航ミサイルの燃料タンクなどをねらい、内部から破壊します。

 

レベル1と同様、弱点は弾丸などの物理的な破壊は不可能である点です。

 

現在アメリカ軍が配備するレーザー兵器はこのレベルです。

 

 

そしてレーザー兵器最終段階レベル3が物理的破壊です。

 

弾丸だろうがミサイルだろうが、有無を言わせず破壊します。

 

この段階になれば、防衛・攻撃力は最強です。

 

敵の銃弾、ミサイル、弾道ミサイル、航空機、戦車、対人すべて破壊可能になります。

人道的な問題が付きまとう

レーザー兵器の実用化は世界中が注目しています。

 

現在、レーザー兵器の攻撃対象は、艦船、航空機、ミサイルなどですが、対人として使用される場合、非人道的兵器となります。

 

例えば、現在すでにアメリカ軍の第五艦隊はペルシャ湾にレーザー兵器を配備しており、威力はレベル2に達しています。

 

レベル2では、目標の物理的破壊は不可能ですが、例えば人間や人間の目を容易に攻撃可能です。

 

もし、目標が目に向けれれば、一瞬で盲目に刺せることが可能です。

 

 

もし、地上軍に配備されれば、一瞬で数十、数百の人の目をつぶし、戦闘不能にまで陥れることが可能で、レーザー兵器の使われ方が議論されている段階です。

 

レーザー兵器が実用されれば、防衛、攻撃が劇的に変わり、先進国と発展途上国の戦力差がますます開くことになります。

 

これによって戦争が抑止されることを期待します。



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