米軍最新ステルス爆撃機B21レイダーの強さと技術に迫る

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B21レイダーは最強のステルス爆撃機となるか

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世界で最も高価な飛行機は米軍が開発したステルス爆撃機B2です。その価格1機あたり2000億円以上。

 

2000億円といってもピンと来ませんが、日本の最新イージス艦あたごが一隻約1000億円ちょっとということで、とんでもなく高額な飛行機であることがお分かりいただけると思います。

 

ちなみに航空自衛隊の年間予算が1兆3000億円くらいといわれていて、もし自衛隊がB2を導入しようとすれば、たった6機、それも飛行機だけで予算を使い果たしてしまいます。

 

米軍はそのB2を21機保有しています。

 

ステルス爆撃機といえばこのB2を思い浮かべる人がほとんどですね。

 

最近になり、B2やB52爆撃機の後継機であるB21レイダーがいよいよ製造を開始するようです。

B21が開発された経緯

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※画像の出典はウィキペディアです。

 

まずはB21の価格ですが、1機あたり約500〜600億円を予定されており、B2の2000億円に比べ大幅にコストダウンされています。

 

そしてその調達数は約100機を予定しており、ステルス爆撃機としては過去最高数の調達が決定しています。

 

 

現在米軍の主力爆撃機は、B52B1-BランサーB2
から構成されており、B52に至っては744機生産されています。

 

B52が最も活躍したのはベトナム戦争で、大量の爆弾を雨のように降らす絨毯爆撃を行う死の鳥と恐れられてきました。

 

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※画像の出典はウィキペディアです。

 

B52が最初に生産されたのが1955年と、すでに60年以上経った古い飛行機です。

 

当然設計も古く、ステルス性能はありません。

 

ベトナム戦争当時でも、巨大で遅く、レーダーに映るB52は格好のターゲットとなり多くが撃墜されています。

 

 

そんな中、B52を代替する目的でB2を開発しましたが、上記の通り非常に高額な機体になり、また、機密情報の塊であることを理由に戦闘地域の最前線への投入がためらわれるなど、ステルス機なのに本末転倒な結果になってしまいました。

 

まだB1−Bも開発されましたが、B52を置き換える爆撃機は誕生しませんでした。

 

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※画像の出典はウィキペディアです。
そしてついにB21が生産開始です。

 

ちなみにB21レイダー(Raider)の名前の由来は、第二次世界大戦の日本空襲の際につけられたドゥーリトル・レイダーズ(Dolittle Raiders)から来ています。

 

Raiderの意味は乗っ取り屋で、Dolittleは空襲の指揮官であったジミー・ドーリットル中佐に由来しています。

 

B21レイダーの凄さ

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まず、外観はB2そっくりです。ステルス性を考慮するとこの形になるのでしょう。

 

また、赤外線での探知を避けるために、ジェットエンジンを地上から見えない機体上部に配置し、排熱を下げるために一度外気と排気を混合したのちに排出しています。

 

また、飛行機雲を作らないよう、燃料に特殊な化学物質を混合しています。

 

 

B2のステルス性能は驚異的ですが、B21のステルス性能はそれを凌駕しています。

 

B21のステルス性を一言で言うと、世界中何処でも行ける。いけないところは無いということです。

 

そのステルス性の高さは、ロシアや中国の最新の防空網でも探知不可能なレベルになっています。

 

現在先進国の防衛網は、様々な周波数帯レーダーで監視されており、UHFとVHF帯に至っては、B2のステルス性能を無力化しつつあります。

 

B21はUHFとVHF帯周波数にも最高のステルス性を発揮し、敵の領空に侵入しても、それを探知することができない性能になっています。

 

具体的な技術は当然公表されませんが、低周波電波から高周波電波まで幅広いレーダー周波数に対するステルス性能を獲得しています。

 

 

圧倒的ステルス性能による、最新防衛網の突破。最新エンジンによる長い航続距離。ステルス技術熟成によるコストダウンがもたらす調達性の向上。

 

これら様々な要因が複合し、ステルス爆撃機がアメリカ空軍の主力爆撃機の座を得ることになるでしょう。

 

今後、新しい情報が入り次第更新してまいります。

戦闘機、攻撃機、爆撃機の違い

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戦闘機は主に空対空用飛行機のことで、主な任務は制空権確保と維持です。

 

戦闘機に求められる性能は主に機動力であり、次いで情報収集能力が重要です。

 

対戦闘機を想定して設計されており、敵戦闘機を早期に発見撃墜を任務とすることから、高速かつ高出力、高機動性を発揮します。

 

一方攻撃機は、主に空対地任務が主力任務です。よって、戦闘機ほど機動力を持っていません。

 

攻撃機の任務は、比較的戦闘最前線における爆撃であり、爆撃機が自由に活動できるように対空砲や移動式ミサイル車両をつぶします。

 

戦闘機には及びませんが、爆撃機と比べれば圧倒的な機動力を持っていて、ある程度の対空防御力も兼ね備えています。

 

 

対する爆撃機は、完全に対地攻撃専門を主任務としています。

 

巨大な機体を持ち、敵領空に侵入し大量の火力を地上に投下します。

 

中には対空ミサイルを装備することもできますが、この場合戦闘機の火力を補完する意味で使われます。

 

 

今回発表されたB21は爆撃機に相当し、当然対空能力を持っていません。

 

現在アメリカ軍は、航空機のステルス化を急ピッチで進めており、戦闘機は近いうちにすべて最新世代のステルス戦闘機に入れ替わる予定です。

 

B2爆撃機で爆撃機のステルス化に失敗しましたが、B2に比べ安価で高性能なB21は、アメリカ軍のステルス爆撃機普及の大きな一歩になるでしょう。

 

B21に関する最新情報

B2やB52の後継機となるB21ですが、21という意味は21世紀を示しています。

 

このページの最上部の写真にB21のレタリング画像を載せていますが、これはB2を基に描かれていて、B2に似ていて当然ですね。

 

ちなみにB21にはプロトタイプがないため、どんな形になるかはまだ不明であるようです。

 

現在アメリカ空軍は、最優先開発兵器として、B21の他にF35ライトニング、KC-46Aペガサスタンカーの3つを挙げており、予算も優先的に配分されています。

 

B21が正式な配備目標が2025年とされており、近いうちに姿を見ることができるでしょう。

 

 

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