人工知能が人類を超えた時本当は何が起こるのか

人工知能が人類を超えた時本当は何が起こるのか
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人工知能が人類を超える日

人工知能,人類

 

人工知能を理解できない日が来る

 

 

 

 

人工知能の進歩はとてつもないスピードで加速しています。

 

最近は特に人工知能の話題が多くなってきました。

 

例えば、グーグルが開発した人工知能のアルファ碁(AlphaGo)が、プロ棋士・李世ドル氏に勝利したニュースは記憶に新しいですね。

 

囲碁戦で人間が人工知能に負ける数年前にはすでに、手数の少ないチェスにおいて人口知能が人間に勝利しています。

 

 

手数が非常に多い将棋も、人工知能VS人間の対戦が予定されています。

 

果たしてこのまま人工知能が人間を超える日が来るのだろうか、そしてその瞬間何が起こるのだろうか。

人工知能が人類を超える日はいつ?

人工知能の進展を、コンピューターのムーアの法則に当てはめて考える人が多いと思います。

 

コンピューターの進歩はムーアの法則によって加速度的に進んでいます。

 

しかし、これはハードウエアの話です。

 

人工知能はどちらかというとソフトウエアの問題も絡みます。

 

人工知能の開発はハードとソフトの両側面からの開発が必須です。

 

よって人工知能の進歩をそのままムーアの法則に当てはめることは出来ません。

 

 

現在の人工知能のレベルで言われているのが、すでに有名なスーパーコンピューター「京」はサルの脳を再現してるということです。

 

人の脳は猿の脳の100倍といわれており、人の脳を再現できるハードウエアの誕生はすぐそこまで来ています。

人工知能は最初に軍事利用される

人工知能,人類
科学の発展は軍事の発展でもあります。

 

最先端の科学がまず取り入れられるのが軍事です。

 

カーナビのGPSはもともと軍事目的で開発されたシステムです。

 

携帯電話もそうです。

 

こうやってホームページをいつでも閲覧できるインターネットシステムも、最初は軍事目的で開発された技術です。

 

 

我々の生活は軍事利用された最新技術が10年遅れて入ってきた技術だといわれています。

 

 

人工知能の能力が向上すれば、それを軍事利用することで対立国に対し圧倒的優位に立ちます。

 

軍事目的で研究されている人工知能は10年先を進んでいるとみて間違いないでしょう。

人工知能が人類を超える時

人工知能,人類
では人工知能が人類を超えた時何が起こるのでしょうか。

 

既に冒頭に述べました。

 

 

我々には理解できないということです。

 

 

理解できないというのは、人工知能が飛躍的に発達すると人類の味方になるのか、それとも敵になるのかなどの低次元の話ではありません。

 

人工知能を我々人類が理解できなくなるのです。

 

どういうことでしょうか。

 

 

現在の科学は、どんな最新の技術でも人類は理解しています。

 

また、この先起こるであろう技術革命に関しても、我々人類は想像し理解することができます。

 

 

諸説は様々ですが、SFの父と呼ばれフランスの小説家であるジュール・ガブリエル・ヴェルヌは「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」と説いています。

 

この言葉の意味は考えるほどに深いものです。

 

 

我々は空を飛ぶことを想像し実現できました。

 

我々は宇宙旅行を想像し実現できました。

 

 

我々の想像力は非常に豊かで、まだ実現していない、あるいは実現しそうにないことでも想像することができます。

 

タイムトラベル、不老不死、人類滅亡、テレパシー。

 

これらは実現していませんが、実現に向けて技術が進歩すれば必ずいつかは実現することです。

 

 

一方で人類が想像できないことがあります。

 

言葉で述べることは出来ません。

 

言葉で述べることができるのであれば想像できるということだからです。

 

 

想像がつかないとか、予想できないとかそんな浅い意味ではありません。

 

真の意味で想像すらできない事象のことです。

 

 

人工知能が人類を上回った瞬間に、人類の想像を超えたことが起こるのです。

 

核戦争で人類が滅亡するとか、ネットワークが乗っ取られるというのは、我々の知能レベルで考えられることです。

 

 

本当に人工知能が人類を超えた時、我々人類は人工知能を理解できなくなるのです。

 

 

 

 

もっとわかりやすく例えましょう。

 

人類が人工知能を想像できないという事柄は、サルが人を理解できないことに例えることができます。

 

 

サルに自己認識の意識があるとします。

 

サルの知能を超えた知能を「人類」とします。

 

 

 

サル達は、今、自分たちの知能を上回る知能を持つ人類のことを想像しているとします。

 

サルたちの想像とは、自分たちより頭が良いものが現れると、縄張りが奪われるとか、ボスの地位を奪われるんじゃないかということです。

 

自分たちよりも知能が上回る人類が現れると、自分たちを脅かす存在になるか、味方になるかどうなるのだろうと想像することでしょう。

 

 

サルは、自らの想像の範囲で恐怖を持ちます。

 

 

 

しかし、実際にサルの知能を上回る人類は、もっと高次元のところにいます。

 

決してサルの縄張りを奪おうと思ったり、ボスの地位を取ろうと思うことはあり得ません。

 

 

サルの縄張り争いやボスの地位など、人類にとって全く関係ないものです。

 

サルの地位を奪おうと思う人間はいません。

 

理由は、人類はサルの知能を遥かに上回っていて、まったく次元が違うことを考えています。

 

 

しかし、サルの知能では、人類の知能を理解できません。

 

想像すらできません。

 

 

同様に、我々が考える「人工知能が人類知能を超えた時に起こる出来事」は、我々の想像の範囲内で考えられる非常に低次元の事象であるということです。

 

近い将来、人工知能と人類の知能が「同等」になったとき、我々が今まさに想像し心配している事象が発生する可能性があるでしょう。

 

 

しかし、一旦人工知能が人類知能を上回った瞬間に、我々は理解すらできなくなるのです。

 

想像すらできない事象が起こるのです。

まとめ

地球上で最も高度な知能を持つのは我々人間です。

 

そして、人工知能の開発を目指しているのも我々人間です。

 

 

人工知能を開発する人類が、人工知能に対する恐怖をすでに持ち始めています。

 

人工知能開発を警告する人が今後ますます増えていくでしょう。

 

 

しかし、必ず人工知能は発達し続け、人類の知能を超える日が来ます。

 

誰にもそれを止めることはできません。

 

 

 

人工知能の開発は既に人類の制御の手を離れてしまっているのかもしれません。

 

 

 

人工知能を理解できない日が来る

 

 

この言葉の意味を想像することが、人類にとって人工知能を考える最後の想像になるかもしれません。



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