第六世代戦闘機|アメリカ、日本、ロシアの構想

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次世代戦闘機

第六世代戦闘機
現在、各国軍隊が採用する戦闘機は、第4世代から第5世代戦闘機になっています。

 

第4世代戦闘機で有名なのが、F15、F16戦闘機、そして第5世代戦闘機が有名なF22やF35です。

 

世界最強のF22ラプターステルス戦闘機のすべてで紹介する通り、F22戦闘機は世界最強の戦闘機で、アメリカ軍だけが保有するステルス戦闘機です。

 

その戦闘力は圧倒的です。

 

F22が登場する前は、F15が最強で、F15が誕生してから現在まで、実戦で一度も撃墜されたことはありません。

 

そしてF22はF15を上回る戦闘力を持っています。

 

F22VSF15の摸擬戦では、少数のF22がF15を全滅させるという結果で、他国の戦闘機では手も足も出ないほど強力です。

 

 

 

さらにF22を補完する目的で、アメリカ軍はF35の配備を進めており、最終的にF35を3000機以上生産する計画になっています。

 

 

そんなアメリカではすでに、次の世代である戦闘機の開発に取り掛かっています。

第六世代戦闘機のコンセプト

第六世代戦闘機に求められる性能は、ステルス性能、長距離な行動範囲、生存性の向上、ネットワーク連携、電子戦機能、指向性エネルギー兵器などです。

 

具体的に見てみましょう。

 

まずはステルス性能です。

 

F22やF35は、今までの戦闘機と比較すると、圧倒的なステルス性能を持っており、中小国レベルの防空網では探知することは出来ません。

 

一方で、中国やロシアなどの先進国では、自国でステルス機を開発しており、その探知技術も相当なものになっています。

 

よって、アメリカは、中国やロシアの防空網すら、非破壊的に突破できるステルス戦闘機を開発しています。

 

すでに、B2の後継機である、B21レイダーステルス爆撃機では、中国やロシアの防空網すら突破できる性能を得ようとしており、第六世代戦闘機はそれ以上のステルス性能を搭載するといわれています。

 

長距離行動と生存性向上ですが、こちらは今までの戦闘機のコンセプトと変わるかもしれません。

 

現在の戦闘機は、どの戦闘機よりも速く、高機動力で敵を叩くというコンセプトでした。

 

しかし、最近の戦闘事情から、戦闘機同士がドッグファイトする機会が格段に減っています。

 

敵戦闘機のレーダーに映る前に、遠方からミサイルを撃ち込み、敵が気づく前に撃ち落とすほど、アメリカ軍と他国の軍では戦力差がついています。

 

 

事実、アメリカが研究していたX-47 ペガサスは、戦闘機というよりも爆撃機に近い形状をしており、第六世代戦闘機は、今より巨大な機体になると予想されています。
第六世代戦闘機

※quotationWikipedia

 

ネットワークについてですが、これはアメリカ軍全軍が進めているコンセプトに基づきます。

 

戦場に出るすべての戦闘機や艦船、戦車などをネットワークにリンクさせ、各個体のセンサーを統合するというものです。

 

そして、攻撃指揮系統を一つにまとめ、最適な攻撃、防御法を自動で計算、対応する次世代の戦闘スタイルです。

 

 

この技術は海軍が進んでいます。

 

例えば、少し前まで、アメリカ海軍は一つの船にありとあらゆる機能を搭載させた、最強の駆逐艦ズムウォルトを開発していました。関連記事は世界最強のイージス艦タイコンデロガの強さに迫るついに始動!ズムウォルト!アメリカ海軍最新、最強の駆逐艦です。

 

しかし、コール襲撃事件でその計画が大きく変わります。

 

タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の次に最強で、自衛隊も導入する最新のアーレイバーク級イージス艦・コールが、小さな小さなゴムボートの自爆攻撃で沈められそうになりました。

 

第六世代戦闘機

※quotationWikipedia

 

いくら高性能な船でも、敵国沿岸に近づくことは危険であり、安価な武器で高価な船を沈められる危険、いわゆるチープキルが問題になったのです。

 

 

1隻5000億円のズムウォルトを戦場に出すのはあまりにもリスクが高すぎるという訳です。

 

そこでアメリカ軍は、沿岸部の戦闘とセンサーの役割を搭載するLCSという、3000トンクラスの中型艦船で超高速移動できるLCSを開発しました。関連記事はアメリカ軍最新のLCSフリーダム・インディペンデンスは速すぎる!

 

LCSは沿岸を高速で移動し、敵のコルベットなどを迎撃しつつ、センサー情報を空母打撃群や水上打撃群のイージス艦へ送信、共有しています。

 

よって、後方から火力支援をうけつつ、敵と戦闘することができるという、次世代のネットワーク戦争に対応できる戦闘艦になりました。

 

 

 

第六世代戦闘機も同様です。

 

各戦闘機をネットワークでつなぎ、個体がそれぞれ独自の判断で行動するのではなく、戦闘群として戦術を実行するというものになります。

日本の第六世代戦闘機

日本でも独自に戦闘機の開発が進められています。

 

X2計画と呼ばれており、ステルス性能や戦闘力を高めた戦闘機を日本で独自に開発するというものです。

 

現在、中国やロシアはステルス戦闘機の配備を進めており、これに対抗できる戦闘機と防衛網の構築が急務です。

 

特に、レーダーに映らないステルス戦闘機を探知するためには、ステルス戦闘機の特徴を熟知する必要があり、ステルス戦闘機探知のためのステルス戦闘機開発ともいわれています。
第六世代戦闘機

※quotationWikipedia

 

三菱重工が開発するX2は、アメリカも注目しています。

 

じつはX2をアメリカの次世代戦闘機に採用させるもくろみもありましたが、アメリカからの評価は「機能別に見ると、アメリカ軍を上回る機能がある、しかし総合力ではアメリカ戦闘機には到底及ばない」と却下されています。

 

これはまさに実戦経験が少ない日本の弱点です。

 

センサーなど、優れた技術を持つ日本ですが、実際にはその能力を活かしきれないという訳です。

 

ロシアの次世代戦闘機

ロシアでは、マッハ4を超え、パイロット不要の次世代戦闘機を開発しているといわれています。

 

しかし、現在第5世代戦闘機すら配備されておらず、研究室レベルの開発であることがわかります。

今後の展開

今後、次世代戦闘機の開発競争はアメリカと中国の二か国で繰り広げられることが予想されます。

 

中国ではすでに第五世代戦闘機を自力で開発し、何度も飛行試験を行っています。

 

そして、十年以内には実戦に配備してくると考えられており、もしこれが実現すれば、現状中国一人勝ちのアジアの軍事力が、より圧倒的なものとなります。

 

既に、質、量ともに、自衛隊だけでは中国を押さえられなくなっており、アメリカの支援をもって、ようやくアジアの軍事バランスを保っている状況です。

 

第六世代戦闘機の開発競争の動向がますます気になります。



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