B-1B爆撃機のすべて | 高速性と搭載量が最強

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爆撃機

B1-B,爆撃機
軍事用航空機の中でも、敵地をたたく専門である爆撃機。

 

戦闘機の能力がどんどん向上する現在でも、爆撃機の存在は各国の空軍の中でも必須の存在です。

 

アメリカ軍が保有する爆撃機の中でも、最新鋭のB1爆撃機の詳細を見てみましょう。

主力の爆撃は3種類

現在アメリカ軍が保有する主力の爆撃機は3つです。

  • B-1B ランサー
  • B-2 スピリット
  • B-52 ストラトフォートレス

最も有名なのはB2ステルス爆撃機です。
B1-B,爆撃機

※quotationWikipedia

 

B2の形状は独特で、これまで存在する爆撃機を含める航空機とは似て非なる存在です。

 

すべては最高のステルス性能を発揮するべく設計されており、航空機の形状、塗装、エンジン、コックピットに至るまで、最先端の技術を投じて作られています。

 

B2は最強のステルス爆撃機である一方、B2にも弱点が存在します。

 

最大の弱点は価格。1機あたり2000憶円するB2ステルス爆撃機は、イージス艦よりも高価であり、撃墜や事故で一機失うだけで大きな損失になります。

 

特殊な形状から飛行の安定性が低く、操縦の多くをコンピュータが自動で調整しますが、それでも墜落事故が起こっているのは事実です。

 

事故の映像を見ると、離陸しようとしたB2ステルス爆撃機が、高度が上がらず左に旋回し墜落しています。

 

この一瞬の事故で2000憶円の機体がガラクタになりました。

 

 

現存する爆撃機の中で、B2のステルス性能は最高ですが、高価すぎることもあり、実際に運用されているのは21機のみです。

 

使用目的は、十分な防衛網を持つ先進国や中小国向けというわけです。

 

 

もう一つの爆撃機はB-52 ストラトフォートレス爆撃機。

 

こちらはベトナム戦争時から活躍し続ける、最も量産された爆撃機の一つです。

 

B1-B,爆撃機

※quotationWikipedia

 

いわゆるベーシックな爆撃機型の形をしており、機体に対して大きく長い翼は、大量の兵器を搭載するのに最適です。

 

B52は非常に古い爆撃機であり、最も最近作られた機体でも、1962年となっています。

 

もともと、先に紹介したB2やB1爆撃機は、B52をすべて置き換えるために設計されましたが、価格が高価すぎる点や、B2は兵器の搭載量が少ないことから計画が中断され、B52は現在でも76機を運用、そのほかにも多くの機体が保管されています。

 

では、B1爆撃機はアメリカ軍の中でもどのような位置づけなのでしょうか。

B-1B ランサー爆撃機

B1-B,爆撃機
B1はアメリカ軍が保有する、爆撃機で、他の爆撃機とは少し異なるコンセプトで設計されています。

 

B1Bは、爆撃機の中でも戦略爆撃機と位置付けられており、敵のトップを直接威嚇して敵国の政治にも影響を及ぼすパワーを持たせています。

 

まず特徴的なのがその形状です。

 

翼が可変式となっており、離陸時には翼を広げ揚力を稼ぎ、巡航時には翼を後方に動かし戦闘機のようなスタイルになります。

 

もともとB1は、超音速爆撃機として設計されていましたが、マッハ2.2で飛行できるのはB-1Aの4機のみです。

 

残り100機のB-1Bは、最高速度マッハ1.3と、初期型に比べると大幅に最高速度が落ちています。

 

とはいうものの、マッハ1.3は旅客機の1.5倍以上の速さであり、高速爆撃機であることに変わりはありません。

 

 

 

B1爆撃機の更にすごい点は、兵器の搭載量です。

 

写真を見たイメージからは、想像もつかないほど多くの爆弾、ミサイルを搭載することが可能で、その搭載量はB52の20トンに対し、B1の56トンと大きく上回ります。

 

B1をなんとなく写真で見ると、戦闘機の大きい版で、たいして兵器を積めないと思ってしまいますが、その搭載量は脅威なのです。

 

そんなB1は低空飛行、かつ超高速で敵地に侵入し、大量の爆薬を投下できます。

 

 

グアムから北朝鮮まで僅か2時間以内で到達できるため、大統領の決断から即攻撃が可能な最新の爆撃機というわけです。

 

B1爆撃機は、正確には近接航空支援機となっており、ゆっくりと敵地に侵入するこれまでの爆撃機とは全くことなるコンセプトですね。

 

通常爆撃機は旅客機のように高い高度を飛行し、精密誘導爆弾を投下します。

 

一方B1爆撃機は、超低空を音速を超える速度で飛行、敵地に侵入し、目標を破壊します。

 

通常、航空機を探知するレーダーは、直線で進むため、丸い地球上では、高度が低い航空機ほど探知距離が短くなります。

 

地上設置型のレーダーで探知できない、低空からの敵爆撃機の侵入を防ぐために、哨戒機を飛ばし、高高度から領空侵犯を監視しています。

 

先進国では、哨戒機を複数保有し運用していますが、中小国では哨戒機を保有しない国も存在します。

 

そのような国にとって、B1爆撃機の攻撃は恐怖そのものです。

 

いつもと変わらない平穏な日に、突然低空からB1爆撃機が侵入し、精密爆弾を50トンという莫大な火力を持って投下されるのです。

 

B1爆撃機の標的になる国の指導者は、常に首根っこをつままれている状態といっても言い過ぎではないのです。

 

アメリカ軍は、現在のB1、B2、B52爆撃機をしのぐ最新のB21爆撃機の開発を開始しています。

 

詳細はB21レイダー米軍最新ステルス爆撃機の強さと技術に迫るで紹介しています。



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